Trout Fishing記事 | ティムコ

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2021.07.19

小林祐二 「梅雨ヤマメ」

7月に入った途端、週間天気予報には傘マークがずらりと並ぶ。北陸地方の梅雨もいよいよ本番となり、この日も早朝から降ったり止んだりの雨模様。あまり気が進まなかったが、釣友の誘いもあり川に向かう事になった。ここ暫くの雨で本流は増水していると予想し、支流の里川に行く事にした。

 

現地に到着し、川を覗く。想像していたより増水していて、平水時よりも30cm位増えているが濁りはない。準備を終え川に降り立つが、かなりの水押しで釣り上がりは難しい。他に釣り人も居ない事から釣り下ることにした。クロス〜ダウンクロスでの釣りになる為、しっかりと水を噛み飛び出しにくいイメル50Sからスタートする。しかし、思った以上に流れが早く、あっと言う間にルアーがポイントを通過してしまう。

 

暫くキャストを繰り返すが、ヤマメからの反応はない。魚が居ない事はないのだろうが、やはり流れが早い。そこで下流に見える橋の下に移動する。そこは橋脚で流れが一旦遮られ、その下は開になっており流速が若干落ちていた。自分の経験からヤマメが好む流速と判断。水深も深すぎず浅すぎず丁度良い。一つだけ緩いヨレが出来ている場所があり、そこに狙いを定めた。ボサを掻き分け少し上流に立ち位置をとる。ルアーはラクス60Sにチェンジ。50Sではなく60Sを選択したのは押しの強い流れの中を魚の居る棚に届ける為だ。

 

一投目、ヨレの奥に着水させ優しく誘いをかける。ダウンの釣りではルアーを暴れさせすぎない事がバラシを減らす鍵。イメージ通りのコースにルアーが流れ、確信部のヨレに入る。一瞬ルアーの動きが遅くなった。その時だ、ヤマメ特有の硬い当たりを感じる。やはり居た!流れに乗った魚は、ドラグを出して一気に下りとてもパワフルだ。引きと重量感から良型と確信。何度か寄ては走られてを繰り返し、ようやくネットに収まったのは30cm半ばの幅広ヤマメ。沢山餌をべ筋肉質になった魚体は、本当に素晴らしくいつまでも見ていたい魚だ。

 

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少し長めのやり取りだった為、しっかりと水の中につけ回復を待つ。手早く写真を撮りリリース。元気に流れに戻っていった。今回は、梅雨時期の増水で訪れる大型との遭遇のチャンスを上手くものにする事ができた。このタイミングで釣りに誘ってくれた釣友にも感謝。いつまでもこんな魚が釣れる川であって欲しいと話しながら川を後にした。

 

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この時期の増水、雨天での釣りは大型狙いのチャンスでもあるが危険度も増す。入り慣れた川であっても増水した流れは別物だ。また、釣りの最中でも水位の変化に敏感になって水が増えてきた時には直ぐに川から上がってほしい。くれぐれも無理のない釣行を心がけて頂きたい。

 

【タックルデータ】

ロッド:エンハンサー51ML-2TW
リール:ダイワ2000SS-XH
ライン:PE0.6号
リーダー:ナイロン6LB
ルアー:イメル50S、ラクス60S

 


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