周りの山々が緑々と映え、新緑の香りが谷を抜ける。
この日は、パスプルーバーPRV411SL-4 "Balsa Connect"の操作性を楽しむべく、景色の良い小渓流を朝から一日楽しむことにした。入渓してすぐに、ムックリ52Fに飛び付いてくるように美しいアマゴが姿を見せてくれた。
その後すぐに反応がぱったりと止み、我慢の時間が続く。いい感じの淵が現れ、攻めて行く。やはり反応は無い。
その日の光の加減から、ナビア50FSを選択していたのだが、あまり見慣れないようなカラーをとグリーンハイランダーに変えて、底まで沈め光具合を確認すると、こちらの方が見え方がいい感じに思え、そのままリトリーブを開始すると、すぐに答えは出た。
このカラー、使ってみると光量が少なくなる淵の深い部分では、かなり他のカラーよりアピール力があり、同じようなシチュエーションでダメ元でフォローで入れると魚を連れて来てくれることが度々あったので、今後も多用していこうと思う。
そこから反応のない大淵を2つ高巻き、途中でギンリョウソウを写真に収めようやく、開けたチャラ瀬へ。
やはりこういう水深の場所はムックリ52Fの独壇場。急に魚影も濃くなり反応が増えてきたのだが、バイトが浅いのか乗りがイマイチなので、底を切るくらいのレンジに入れた後、少しだけラインに余裕が出るくらいのリトリーブスピードをキープすると、弾かれずいい感じに次々とフッキングが決まるようになった。
その後は落ち込みの連続する区間をムックリ52Fを使い、ダウンクロスではらい出しのかけ上がり部分に沿わせながらターンさせると気持ち良いくらいにガッツリ食らいついてきた。このパターンがはまり、撮影場所を探しつつライブバッグに魚を収め、最後に久しぶりの集合写真。
楽に正確なキャストを繰り出せ、ラインコントロール、ルアーコントロールがしやすいパスプルーバーPRV411SL-4 "Balsa Connect"のおかげで、集中力を途切れさせずにルアーローテーションを繰り返し丁寧に各レンジを探ることが出来た。
ムックリ52Fはフローティングであるにもかかわらず、しっかりと重量があり、ロングキャスト可能なので、魚との距離をしっかり取ることができ、ラインとロッド操作により、思った以上に攻めの幅が広いものとなっていると感じることができた。
ロッド: PRV411SL-4 "Balsa Connect"
リール:ステラC2000HGS
ライン:PE0.6号
リーダー:フロロカーボン5lb
ルアー:ムックリ52F LHヤマメ ナビア50FSグリーンハイランダー