Trout Fishing記事 | ティムコ

フィールドインフォ

2024.08.23

井村春仁 「梅雨アマゴ」

全国的に最高気温35度越えの危険な暑さが続いていた。そんな中でも私の勤めるキャンプ場は28度で過ごしやすい。草刈り作業でしっかり汗をかいた後、先日ティムコ社員のHさんと楽しく釣行したポイントへ。

 

5日前に降った雨の増水は引いて、絶好のタイミングだと期待してリフトアップしている軽トラにエンジンをかける。川はどこも良い流れではあったが、迷わず前回反応があったポイントへ。いつものサーチベイトとして使うルレイ62Sは温存して、久しぶりにラクス50Sをチョイスしてみる。

 

「このチョイスがどう出るか?」

 

と思いながら釣り下るが反応がない。

 

「チョイスを間違ったか?ポイント選択を間違ったか?あそこの方が良かったか?」

 

などと頭をよぎる。

 

最後にこの川で釣りをする人なら誰でも知っている大淵をやってから移動することにした。

 

im1

 

流れ込みにラクス50Sをキャストする。「居ても良さそうなのに〜」と思いながらロングキャストを繰り返し、払い出しの流れにラクス50Sをキャストすると尺越えの魚のチェイスが見えた。

 

『食え!!』と心の中で叫ぶ。

 

かなりの距離で絡んでくれたがフッキングはしなかった。『クソ〜』もう一度同じところへラクス50Sをキャストする。

 

im2

 

またまたチェイスするがフッキングしない。

 

「アクションが違うのか?」

 

前回反応が良かったナビア62FSを選択したがチェイスが無い。次はラクス60Sをキャストするがこれも反応なし。『もう飽きられたな』と思いポイントを移動しようかと思ったが一番得意なルレイ62Sを使ってないことに気づき、ラストの一投。

 

『アッ、チェイスしてる』

 

いつものようにゆっくりロッドをあおる。ルレイへのジャレ方が激しい。その時、グンと明確な手ごたえが。

 

『やった〜』

 

しっかり重さが感じられる。フロントフックにかかっているから安心してやり取りができた。よせてみると尺越えのアマゴ。

 

im3

 

ここ数年アマゴは放流していないがちゃんと繁殖していたことが嬉しかった。秋には多くの子孫を残して欲しいと願い元のところに帰って頂いた。みなさんも是非、綺麗なアマゴに会いに来ていただきたい。

 

【タックル】

ロッド:Newエンハンサープロト
ライン:デュエル ハードコアX4 0.6号
リーダー:ヤマトヨテグス フロロショックリーダー2号
ルアー:ルレイ62S

 


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