Scientific Anglers サイエンティフィックアングラーズ

Scientific Anglers

1945

釣友でもあったLeon Martuch(写真)、Clare Harris、Paul Rottiersの3人がサイエンティフィックアングラーズをミシガン州ミッドランドで創業。

1952

Martuchはサイエンティフィックアングラーズ看板のもと、世界初の現代的なテーパー付きのプラスティックコーティングを施したフライラインを開発。当時の浮力に乏しく、少し使っただけで乾かす必要のあったシルクラインに取って代わるものとなる。

1954

マイクロバルーン技術がエアセル・シュープリームラインに搭載される。フライラインの浮力の定義を革新し続ける。

1960

ウェットセルを発表。現代的なシンキングラインの先駆けとなる。

1963

バスバグテーパーとソルトウォーターテーパーを発売。独自のテーパーによって大型フライ使用時のキャスティング性能が大幅に向上。

1966

初のエアセルのシューティングラインがヒット。

1969

初のロッド、リール、フライラインのシステムを発表。システムリールが発売となる。後にフライフィッシングの歴史において最も人気のリールの一つとなる。

1980

シンキングラインに鉛ベースのラインよりも早く沈み、環境にもインパクトの少ないタングステンパウダーを他に先駆けて使用。

1986

マスタリー・ラーニング・システムを発表。個々の釣りに最適なマスタリー・フライラインの品揃えと適切な知識を備えたマスタリー・ディーラー・システムの誕生。

1988

シリコンを潤滑性向上に利用したフライラインを発表。これはすぐに業界中の他の企業が模倣し、いまだに使用している企業もある。サイエンティフィックアングラーズはこの10年後にAST(Advanced Shooting Technology)と呼ぶ次世代のコーティング技術を発表することになる。また初の耐久性のあるクリアなシンキングライン「モノコア」を発表。

1998

特許技術ASTを発表。以来、フライラインの滑り性能と耐久性のベンチマークとなる。

2001

XTSゲルスパン・バッキングを発売。75%以上リールのキャパシティを増やし、同じ直径の鋼鉄よりも強い性能を誇る。

2004

防水でシースルーデザインのシステムXフライボックスがヒット。

2007

シャークスキンを発表。フライラインの技術革新はついに表面加工の段階へと入る。表面にダイヤモンド形状のエンボス加工を施すことによって、それ以前のどのフライラインよりも摩擦抵抗を大きく減らし、より高く浮き、遠くへ飛び、より耐久性の高いフライラインが誕生。

2013

オービスが3Mからサイエンティフィックアングラーズを買収。ブランドのリニューアルも行われ、新しいコーポレートカラー、新しいロゴ、新しいパッケージとなる。

2014

史上最も技術的に進んだフライライン「シャークウェーブ」が誕生し、フライラインの表面加工は次世代技術に突入。3つの異なる表面加工、3つのカラーを1本のフライラインに施した世界初のフライラインとなる。ティップセクションはダイヤモンド形状のエンボス加工をされたシャークスキン、ヘッド部とラインニングライン部はゴルフボールの様なディンプル形状のテクスチャー、スムース加工部分、ヘッドの終わり部分を教えてくれる触知ポイントを備える。

2017

ASTに比べて50%もより滑りやすく、他のラインに比べ200%も高い耐久性を誇るASTプラスを搭載した「アンプリチュード」シリーズを発表。トリプルテクスチャアド、トリプルカラード、そして両端ループ付きとまさにSAフライラインの最高級シリーズにふさわしいフル装備のフライラインシリーズ。