ガラスレンズの透明感
サイトマスターは高品質のガラスレンズを採用。ポリカーボネイト製レンズにはない透明感のある視界を確保しました。何も掛けていないような自然な見え方。これこそがガラスレンズを選択した最大の理由です。
キズに強い
ちょっとこすっただけでレンズにキズがついてしまった事はありませんか。始めからキズが付き易いからという理由で安価な偏光サングラスを毎年買い替えていませんか。サイトマスターは、ガラスレンズを使用しているためキズが付きにくく大事に使用していただければ、頻繁に釣行される方でも、数年使用できます。また、厳しいアメリカのドロップボールテスト(※1)をクリアしていますので、レンズの割れも安心です。
(※1)127cmの高さから16.2gの鋼球をレンズ面に落下させ、レンズが破損しないことを証明するテスト
フレーム・ワーク
日本人の顔型に合う、掛け心地を重視したオリジナル・フレームを用意しました。テンプルには、こめかみへのくい込み防止に若干のカーブを施し、程よいフィット感を実現。ガラスの唯一の欠点である重さをバランスのよいフレーム・ワークでカバーしました。長時間かけていても負担にならない工夫がしてあります。
偏光サングラスの性能を理解し釣果アップ
偏光サングラスを掛ければどんな状況でも水面からの反射光を取り去ってくれる訳ではありません。偏光レンズは、太陽光線の入射角が53度で、なおかつこの反射角53度の位置に釣り人の視線がある時に最大限の偏光性能が得られるようになっています。
レンズには偏光度が記載されていますが、これは太陽光線の入射角が53度の時の偏光性能を数値化したものです。したがって仮に偏光度が100%のレンズがあったとすると、このポイントに立った場合、100%反射光が取れるという事になります。
しかしながら、いつもこの角度で見ている訳ではないので、常に最大限の偏光性能を発揮している訳ではないと言う事を知っておいて下さい。太陽が低い位置に落ちていく(入射角が増えていく)場合は、急激に反射は取れなくなっていき、太陽が水平の位置まで落ちてくるとほぼ反射は取れなくなります。
夕間詰めなどがこれに当たります。いつも太陽光線がベストな位置からさしてくる訳ではないですが、これを意識する事によって今まで見えなかった物が見えてくる事があると思います。図1にもあるように同じポイントを見た場合、身長が高い人の方がより後ろの位置から反射が取れる事になります。ちなみに身長160cmの人と190cmの人だと190cmの人の方が40cm後ろからポイントを見る事が可能になります。これは、ポジション取りなどの参考になると思います。
また偏光度は、一般的に暗いレンズほど高く、明るいレンズほど低くなります。そのバランスがとても重要で、明るさを優先するのか偏光度を優先するのか光量によって見極める事が何よりも重要になります。サイトマスターでは、最もフィッシャーマンに適した偏光度と明るさのバランスを選択してカラー設定を行っています。ちなみに偏光度が90%未満になると反射光が気になり釣りには適さなくなっていきます。この偏光レンズの性能を理解して釣り場に立てば、見えなかった魚や障害物が見えるかも知れません。
高性能偏光フィルターを採用
一般に多く販売されているポリカーボネイトやアセテート系レンズは、650~800ナノメーターの波長(赤色)の光線を完全にはカットできないため、波頭などが赤くチラつく現象があります。これは、可視光線透過率が高い程、顕著に現れます。サイトマスターは、このような水面の赤いギラつきをカットします。
1日中掛けても目が疲れない優れた光学性能+UVカット
偏光サングラスを掛けていて目が疲れたという経験はないでしょうか。その主な要因は、レンズの歪みが関係しています。ポリカーボネイトやアセテート系レンズは、製造過程で歪みや凸凹が発生しやすく、クリアな視界が得られづらいのです。
サイトマスターに使用されるのは、高精度球面レンズ(全面均整レンズ)。確かな技術力により、眼精疲労や頭痛の原因となるわずかな歪みもありません。また、近年オゾン層の破壊により有害な紫外線が多く地上に降り注いできています。サイトマスターは、白内障の要因ともされている有害な紫外線を99%以上カットし、大切なあなたの目を守ります。過酷な状況で使用するガイドやプロスタッフから「サイトマスターを掛けてから、本当に目が疲れなくなった」という声を多く頂いています。
サイトマスターは"魚を見る"ための作業に一切の妥協を致しません
そのこだわりは、物造りの過程でも実践されています。偏光ガラスレンズの扱いはとてもデリケートで、熟練された職人の「日本の技」が要求されます。フレームの溶着からレンズ加工まで、全ての行程を合わせると実に百数十工程にも及ぶ作業となります。そのひとつひとつの部品や作業には、職人たちの魂が込められています。眼鏡の世界でプラスチックレンズが主流になってきているのは、軽いという利点以外に、ガラスレンズの複雑な工程も影響しているのではないでしょうか。ガラスレンズにこだわるが故、苦労が絶えません。