2025年06月09日
こんにちは。野尻湖スタッフの宮腰です。梅雨の気配が感じられる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。解禁日から暫く肌寒かったですが、6月の野尻湖は、水温の上昇とともにスモールマウスバスの活性も徐々に高まり、さまざまなルアーパターンが楽しめる絶好のシーズンです。今回は、状況に応じた4つの戦略とタックルセッティングをご紹介します。野尻湖釣行のご参考になれば幸いです。
1. ライトキャロライナリグ(ライトキャロ)
「クリーピーエッグ34・45」などの高比重ワームを使い、湖底をゆっくりと這わせることで、低活性なスモールマウスにも口を使わせることができます。シンカーが障害物から外れた瞬間にルアーを止めるのがバイトチャンス。繊細な操作が求められますが、確実に釣果に繋がるテクニックです。タックルはLINKS-SF68SULP+J "Draggin’ Special" または LINKS-SF65SLJにシンカー2.7g前後、リーダーはフロロカーボン3lbが基本となります。
2. シャッド系
「新製品レヴァリエミノー55MR」などのサスペンドシャッドを使い、ジャークやストップ&ゴーで中層を泳ぐバスにスイッチを入れます。キャロシャッド(キャロシャッドシンカーを併用)としても応用可能で、広範囲を効率よく探れるのが魅力。細めのPEラインを使うことで、軽量プラグの操作性も向上します。
タックルはLINKS64SLP+J または LINKS63SLJにPE0.3~0.4号(細め)+フロロカーボン4LBリーダーがおすすめです。
3. 虫系ルアー(虫パターン)
「新製品トラファルガー5フラット」「コゼミムシ」「シケイダーオリジン」などを使い、水面に落ちた虫を演出。ピクピクやほっとけ、チョウチン釣りなど多彩なアプローチが可能です。特に6月後半〜晴天・無風のタイミングで威力を発揮し、視覚でのバイトが楽しめるエキサイティングな釣りです。タックルはLINKS65SMLJ または LINKS70SLP+J(やや強め)にPE0.6~0.8号+フロロカーボン8~10lbリーダーでお試し下さい。
4. ラバージグ
感度の高いタングステンフットボールを使用し、ボトムの変化をしっかり捉えながらリアクションバイトを誘発。ズル引き、ボトムバンプ、リフト&フォールなど多彩な操作が可能で、アフタースポーンの個体にも効果的です。 おすすめシチュエーションは岸際の岩場やブレイクラインや水深5〜8mのフラットエリア、アフタースポーンで底に定位している個体狙いとなります。
また新製品のスーパーバイブレーションスカートをお好みのフットボールヘッドに装着する事で、フォール、スイミング時に水流を受けて微細な振動を発生。これにより、まるで小魚が逃げるような生命感ある動きを演出します。タックルはACES68CMJ または LINKS68CMJにフロロカーボン10LBが個人的には好きです。
おまけ…釣行時は紫外線対策も重要です。特に野尻湖のような標高の高いフィールドでは、紫外線量が平地よりも強くなります。フォックスファイヤーの「スコーロン」シリーズを釣行の際は是非お忘れなく!