スイッチロッド用、ダブルハンド用スペイラインとしてもはや定番ともいえるアトランティックサーモンショートについにシングルハンドロッド用のライトウェイトが仲間入りです。9~9.5フィートのシングルハンドロッドを想定し、ヘッド全長をその約2.5倍である22.5'(6.9m)~24.5’(7.5m)に設定。シングルハンドの4~8の番手に合わせて160グレイン(10g)~280グレイン(18g)をラインナップしました。
今までバックスペースが無くて攻略できなかったポイントでもシングルハンドロッドで容易に、そして軽快にキャスティング可能となります。小規模な本流やオーバーハングのある湖岸のポイントでその威力を発揮するでしょう。なお190グレインはJスイッチの#3、220グレインは同#4にもマッチします。
シンクレートは以下の6種類:
フローティング(F)
フローティング/ホバー(H/F)
インター/クリヤー(I/CI)
スローインター(SI)
シンク1/シンク2(S1/S2)
シンク2/シンク3(S2/S3)
推奨シューティングライン:フローティングモノコア.019が軽快なキャストフィールでお勧めです。また250、280グレインには.022もお勧めです。モノフィラ派にはエアロシューター24lb.がお勧めです。
AST、ブレイデットコア(インター/クリヤーのみモノコア)、両端ループ、SAID。ラインカラーはフローティングがミストグリーン/サーモン、フローティング/ホバーがミストグリーン/サーフ。インター/クリヤーがサーフ/クリアー。スローインターがペールグリーン/サーフ、S1/S2がライトグリーン/オリーブ、S2/S3がオリーブ/ダークグリーン。
さらに全く新しいコンセプトのシンクレート、シームレスフローティング/ホバーが登場。構造的にはシンクティップの範疇に入りますが、狙いは先端だけが沈む従来のイメージではなく水深1m以内をキープできる絶妙なシンクレートです。ヘッド長の55%に当たる先端部分にはインターミディエイトよりシンクレートの低いホバーを選択。そして後端約1mにはフローティングを選択しヘッドの沈みすぎを抑えます。そしてヘッドの30%強にあたるその移行部分(トランジション)を10:0から0:10にコーティングの比率をシームレスに移行。これにより水面下1mにフライをキープできるシンクレートが出来上がりました。カウントダウン無しの速いリトリーブなら水面直下を、フロロリーダーやウェイテッドフライを使って放置、もしくは超スローリトリーブならかけ上がりの向こう側でフライを1m以上沈めることも可能です。魚の活性が低い時にはフローティング部分が水中に引き込まれるまで待って超スローにリトリーブすることも有効です。川で使えばヘッドの大部分が水面を割って水中に入るためフローティングラインよりもスイングスピードを抑えることが出来ます。カラフトマスやサケの接岸時にフライを波間に漂わせる、そんなシチュエーションにも最適です。全く新しいシンクレート・シームレスフローティング/ホバー。あなたのアイデア次第で従来出来なかったような釣り方が可能になるかもしれません。AST、ブレイデッドコア。
・シングルハンド・インター/クリアー(I/CI)・・・シングルハンドのローインパクト性を考えると最もアドバンテージとなるのはステルス性の高いクリアーティップを持つこのインター/クリアーかもしれません。他のシンクレートが2種類のコーティングを前後1:1で組み合わせているのに対し、そのクリアーのステルス性を高めるために2:1の割合としクリアーセクションの比率を増やしています。またそれに合わせてテーパーも微調整し、キャストフィールの向上に努めています。SH4/5(160グレイン、10g)~SH8/9(280グレイン、18g)。ヘッド長は4/5~6/7が22.5'、7/8~8/9が23.5’設定。モノコア、両端ループ、SAID。ラインカラーはサーフ/クリアー。
・シングルハンド(SH)シンク3/シンク4(S3/S4)・・・本流の速い流れや湖のディープ攻略、さらにはボートフィッシング用に求める声が多かったのですが今回ようやく応えることができました。他のシンクレート以上に短いライン設定をすることで投げにくい高シンクレートラインをも簡単に投げられるようなテーパーデザインになっています。
SH6/7(220グレイン、14g)
SH7/8(250グレイン、16g)… SWT5/6用としても推奨
SH8/9(280グレイン、18g)… SWT6/7用としても推奨
ヘッド長は21.5'~22.5’。ブレイデッドコア、両端ループ、SAID。
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