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フィールドイメージ
70年以上の歴史を誇る、山形の老舗ニットメーカー「米富繊維」の技術で復刻。
米富繊維は、さまざまなブランドのニット製品を製造を手掛けています。また自社でニットテキスタイル(生地)の開発部門を擁することで、これまでに自社開発した約2万点ものテキスタイルをアーカイブ。単なる生産にとどまらず、長い歴史とニットへの技術や知見を活かし、素材開発から生産までを自社工場内で一貫しておこなう、まさに「ニットのプロフェッショナル」。
米富繊維のクラフトマンシップで、1984年当時のフィッシングセーターをベースにアップデートを施したものが「Fishing Full Zip Sweater」。糸を編み上げることで作るニット製品において、着心地や風合い、肌触りを決める重要なファクターが「糸選び」。今回の復刻にあたって、米富繊維の職人と長い打ち合わせを経て選ばれた「糸」は、「オーストラリア産ラムウール」。ラムウールは、光沢感、保温性ともに優れ、なめらかな肌触りが特徴で、まさに今回の復刻にふさわしい「糸」。
カラーはモカとグレーの2パターンをご用意。グレーのモデルでは、表側にクラシカルなグレーのネップ糸を(繊維が絡み合ってできた節のある糸)、裏側にソリッドで力強いブラックの糸と2種類の糸を組み合わせることで、オリジナルモデルと同じ編み方(両畦編み)ながらも、より立体感が強調され、クラシカルな雰囲気を際立たせています。
もちろん目を引く特徴的なデザインの「成型編みポケット」や体温を逃がさない「ダブル編みのハイネック」、腕の曲げ伸ばしや摩擦で傷みやすい肘部分を保護する「エルボーパッチ」、ウエスト周りにアクセスしやすい「YKK製ダブルファスナー」など、当時のディテールはしっかり踏襲しています。