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70年以上の歴史を誇る、山形の老舗ニットメーカー「米富繊維」の技術。
米富繊維は、さまざまなブランドのニット製品を製造を手掛けています。また自社でニットテキスタイル(生地)の開発部門を擁することで、これまでに自社開発した約2万点ものテキスタイルをアーカイブ。単なる生産にとどまらず、長い歴史とニットへの技術や知見を活かし、素材開発から生産までを自社工場内で一貫しておこなう、まさに「ニットのプロフェッショナル」。

今回、Foxfireが新たに提案する新作フィッシングセーターが「Fishing Crew Sweater」。イギリスとフランスの間に浮かぶガンジー島で生まれ、フィッシャーマンセーターの元祖とも言われている「ガンジーニット」に着想を得て誕生したクルーネックセーターです。

伝統的なガンジーニットは暗い海の上でも着られるように、前後対称で前向き・後ろ向きの区別がないつくりになっていますが、そこは日常使いしやすいようにアレンジ。「ギア」的な要素もあるガンジーニットの要素を取り入れつつ、現代的なニットへとリファインしています。

より洗練された印象を持たせるため、糸選びから米富繊維の職人と打ち合わせを重ねる中、今作では、ラムウールの中でも最も細い「エクストラファインラム糸」を採用。伝統的なガンジーニットのようにぎっしりと詰まった重厚感のあるスタイルではなく、アウターとも重ねやすい軽やかさときめ細やかな風合いに仕上げました。

ダブルフェイス構造(表裏で違う糸を使うこと)の肌面にポリエステルを編み込むことで、チクチク感を抑えつつも、ウール100%よりもハリが出るので見た目にもスタイリッシュに。手洗いしても型崩れをおこしにくく、デイリーユースにも最適なセーターになっています。