【2024富士山特集】夏こそ富士山へ！Foxfire富士登山おすすめアイテム

「夏といえば富士登山」という方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、富士山は年間で最も登山者が多い山の一つです。
しかし、登山者が多いからといって「富士山は簡単に登れる山」ではありません。

独立峰が故の長い登り、強く吹きつける風や急な雨、夏場とは思えない低い気温、さらには薄い酸素などなど富士山登山は想像以上に過酷です。

今回の特集ではそんな富士登山に最適なFoxfireアイテムをご紹介！
十分な装備やしかっりとした機能性の衣類を用意し、体力に応じた無理のない計画で富士山頂を目指しましょう！

2024年7月1日より、山開きとともに山梨県側の吉田口登山道では【登山規制】が始まりました。
詳細については山梨県のHPにてご確認をお願いします。

山梨県 令和6年度の富士登山について
https://www.pref.yamanashi.jp/fujisan/annzenn/documents/r6fujitozan.html
主な規制内容は以下の3点

■通行規制
午後4時～午前3時
※山小屋宿泊予約の方は通行可能です

■混雑対策
上限4,000人/1日

■通行料
¥2,000+協力金(任意)\1,000

規制期間
令和6年7月1日(月)～令和6年9月10日(火)

今年の富士山は風が強い日が多く、天気が安定していません。
吹き付ける風によって気温よりも体感温度が低く感じ、寒さで震えている人が多いです。 猛暑も富士山では関係ありません！上へ行けば行くほど真冬の寒さです。

防風・防寒対策は万全に、皮膚が出ている部分をなるべく減らすのがポイントです。 特に雨が降った時は寒さが増します。防水機能のしっかりとした雨具を用意し、 手首や首周りなど雨の侵入を防ぐ工夫もしましょう。
事故や体調不良による救助要請が増えています。 頂上がゴールではありません。無事に家に帰ることが登山です。 登山中、体調に異変を感じたり、不安に思うことがあれば、それが下山の合図かもしれません。 皆さんが無事に登山を終えられるよう、富士山頂上から祈っています。

■植田さんによる最新情報
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富士登山で注意しなければならない点の一つが「気温」です。
下界は真夏ですが、高度が上がれば気温もぐっと下がります。
富士山は五合目でも2300ｍと北アルプス並みの標高で、気温は100ｍ上がるごとに約0.6℃下がるため、十分な寒さ対策が必要です。

真夏は平地では35℃近くあったとしても、高地では気温差がとても大きく体も慣れていないため、しっかりとした防寒着を用意しましょう。

富士登山で大事な服装選び！ 五合目から頂上までの標高差は1000m以上あるため、気温も天候も全く違います。

そのため服装は悩みがち。スタート地点の五合目の平均気温は20℃ほど。とても過ごしやすい気温です。

そのため半袖で登り始める人も多いですが、上に上がるにつれ、どんどんと気温は下がります。

富士山頂上でご来光を見るために登る方が大半だと思いますが、頂上のご来光時の気温は3〜5℃ほど。真冬の気温です。

そんな気温の中で動かずご来光を待っていると、どんどんと身体が冷えてきます。風が吹いていたら尚更。風速1mにつき、1℃体感温度が下がると言われています。

そのため体感温度が氷点下に感じることもしばしば。防寒着は必須なのです。

私がご来光を見る時の服装をご紹介します。
まず、一番下にポリエステル製のロングTシャツ、次に薄手のダウン、そしてフリース、最後に防水・防風性のあるジャケットを着ます。パンツも防水・防風性のあるものを。

下にタイツを履きます。そこまで着込んでも寒く感じるので、ネックウォーマーや手袋も必ずします。真夏なのに？と思われがちですが、そのぐらい寒いのです。

5～6合目(標高2,400m～2,700m)　　約20℃
7～8合目(標高3,000m～3,250m)　　約10℃
9～10合目(標高3,460m～3,776m)　　約5℃