10月12日に昨年に引き続きエンゼルフォレスト白河高原のアンダーハンドスクールが開催されたのでキャスティングと釣りという1日を秋晴れの中で過ごした。

止水のキャスティングは川のような流れがないのでロッドにヘッドの負荷を掛けるのが少し難しいなか、参加者の皆さん、午前中に慣れてきて、午後の釣りでは見事にレインボーをヒット!

自分も昨年当たったフライ、TMC113BLH 20番に巻いたユスリカピューパを用意して行ったものの、去年ほどの反応はなく、ユスリカが出ていても反応はいまひとつ。お客さんはブラウンのソフトハックル(10番前後)で連続ヒットを楽しんでいました。


ここで止水のアンダーハンドのコツを少し紹介。まずヘッド(この日はOH&D)をすべて伸ばしたら、リフトをかなりゆっくり行います。水面に着いたリーダーとフライラインの先端を自分から遠くに(ロッドを45度までリフトした状態の位置よりも自分に近づけない)置いておくためです。この状態を維持しないとその後の動作でロッドにヘッドの負荷が効率的に掛からないため、その後のDループの張りが不十分になり、それがシュートのパワーにまで影響します。スカンジナビアンSTヘッド(アンダーハンドライン)はシューティングヘッド用のアクションのロッドを瞬時に深く曲げるので、最初の水面のリーダーの位置はとても重要となります。止水の釣りの時に試してみてください。
【当日のタックル】
ロッド:LOOP 7X 590-4MF
リール:LOOPオプティドライフライ
ライン:OH&D Wf-5-F
リーダー:OH&Dシングル11ft3X
ティペット:ミスティプラス4X 100cm
近藤記