状況が厳しかった日光湯川の釣り

状況が厳しかった日光湯川の釣り

6月半ば、ティムコ湯川ツアーで湯川を訪れ、最盛期なので期待してツアー前日に様子を見てみた。水は平水で魚が多く釣れることを期待したものの、平日にもかかわらず大勢の釣り人で賑わっていた。数か所探るも、フライには出るが掛からないので少し首をかしげてしまった。

そこで困った時のミッジということでTMC2487BL#18に巻いたパラシュートに変えて同じポイントを流すとしっかり掛かってきた!人が多くてスレているのか、はたまた高水温で魚の動きが鈍いのか、6月の湯川とは思えない感じだった。(ちなみにこのフライのボディはシマザキストレッチボディのマダラオリーブにリビングがセンパーフライの0.1mmチャートカラーのワイヤー。チャートのワイヤーは一定の効果がありそうです)

そんなこんなで朝から様子見の釣りは午後になり、午後3時くらいになるとなぜか急にヒゲナガやカワゲラなどがハッチしてにわかに活性が上がったように思えた。それから30分くらいすると大型のニジマスまでもカディスにライズし始めた!

これはチャンスとばかりにリーダー、ティペットを3Ⅹに変え、TMC100#12に巻いたドライシェイクしたエルクヘアーカディスの12番をナチュラルドリフトよりも遅めに流すとドバっと出た!柔らかいエボテックキャスト390-4Mは深く曲がり何度も倒木下に突っ込むのでフックが伸びるかティペットが切れるかを覚悟したが、最後は運よくランディングできた。

翌日からのツアーでもやはり状況は同じで午後の一時活性が上がり、参加の皆様全員が釣ることができ、難しい湯川の釣りを経験しました。

当日のタックル
ロッド:LOOPエボテックキャスト390-4M
リール:LOOPオプティクリーク
ライン:OH&DヤマメWF3F
リーダー:OH&Dシングル11ft5X(バット2ftカット、ティップ2ftカット)ニジマスは3X
ティペット:ティムコミスティプラス6X(ニジマスは3X)80cm

近藤記