2025年07月28日
7月の3連休で長野、岐阜にまたがる渓流に行く機会があった。事前の話を参考にフライを巻いて、当日待ち合わせの場所に着くと、約束の時間を30分も過ぎてしまった。土地勘がないので致し方ない。入渓点に案内していただくと、とてもきれいな源流。ヤマトイワナがいるということで何とか出会えればと思った。
釣り始めてしばらくはドライフライに2度ほど反応があったものの釣れずに、だいぶ釣り上がってしまった。どうやら水温が低く、魚の反応は思わしくないようだ。ドライフライを大きくしたり、ニンフに変えたりするものの状況は変わらない。源流はその後、分岐して右と左のより細い流れになった。左の流れを上がって行くと澄んだプールがあり、なんとイワナが泳いでいるのが見える!
静かにしゃがんで、結んであった13番のパラシュートにドライシェイクを施し、静かに流すと口先で突いて沈んでしまった。フライが大きいと考え、アントパラシュートの20番ティペット7Xで同じように流すも反応なし。どこかに行ったイワナを待って、場を休めていると、突然、水面を舞うカディスに飛び掛かった!
すぐにエルクヘアーカディスに変えて流す。それでも反応なし。次に水面で先程食べられたカディスのように動かすと横っ飛びでフライを食べた!そしてついにヤマトイワナをランディング。
ナチュラルドリフトに反応しない場面にたまに出くわすのですが、この時もまさにそういう状況で、動くものには反応しました。
その後も分岐の流れではドライフライに魚が反応、こちらは反応のなかった区間よりも6度も水温が高かったのです。
その後に移動した川ではアマゴも釣れ、涼しい高原の釣りを満喫。高原のフライフィッシングはとてもいい思い出になりました。
【当日のタックル】
ロッド:LOOPオプティK2 388-4MF
リール:LOOPオプティクリーク
ライン:OH&DヤマメWF4F
リーダー:OH&Dシングル11ft5X(バット1ftカット)+ミスティプラス6X 90cm
近藤記