トラウトスタッフ川瀬 紀之「飛騨川水系支流 居着きの大イワナ」

岐阜のフィールドスタッフ川瀬です。
去る7月初旬、渓流で育った居着きの大イワナを狙って、飛騨川水系の渓流に出掛けてきました。
7月ともなれば、岐阜県内の河川は軒並み、鮎釣りが解禁しており、この河川も下流エリアは鮎釣りで大盛況になるため、鮎釣りの方達もまばらになる上流エリアに入ることに。
水深がある淵や落ち込みが連続して現れるダイナミックなエリアですが、川幅としてはパスプルーバー52SL-2でも充分に対応できる規模です。
しかし狙いは40後半から50を越える大型のイワナということもあり、大規模な渓流から本流まで対応できるパスプルーバーPRV59SML-2にラインシステムはPE0.8号、リーダーはナイロン8lbという渓流の釣りとしては少々、ヘビーなタックルで挑みます。

普段なら、かなりの確率で良型イワナの反応が得られる1級のエリアですが、この日は渇水気味で上流にある大場所が唯一期待できるポイントだと思い、少し急ぎ足で釣り上がっていきますが、予想通り小型のイワナの反応しかないまま、本命の大場所に着いてしまいました。
如何にも大型のトラウトが着きそうな流れの筋が何本も流れていますが、イワナが好みそうな比較的穏やかな流れの筋に狙いを絞り、ラクス60Sの中でもアピール力があるLHライムシャートヤマメORベリーをキャストした1投目にゴツンと強烈なバイト!
しかし、フッキングが決まらずミスったと思った次の瞬間に再び、ズシリとルアーを押さえ込むようなバイトがありヒットに持ち込むことができました。
大型のイワナ特有の、スピードは無くても川底をウネウネと這うようなトルクがあるファイトを制して上がってきたのは、49センチと居着きの個体としては超大型といえる雄の大イワナ。
迫力ある顔つきと老齢ながらもコンディション抜群な魚体を前に、普段は読みが外れることが多い私には珍しく、パワーと粘りがあるパスプルーバーPRV59SML-2を選択して正解だったと思えた釣行でした。
【タックル】
ロッド:パスプルーバーPRV59SML-2 "Rapture Trigger"
リール:シマノ24ツインパワーC2000S
ライン:PE0.6号
リーダー:ナイロン8lb
ルアー:ラクス60S LHライムシャートヤマメORベリー

パスプルーバー(PRV52SL-2 "Crisp Twitcher")

パスプルーバー

¥38,000(税別)

パスプルーバー グラスモデル(PRV48GSUL-2 "Glass Breath")

パスプルーバー グラスモデル

¥39,000(税別)

ラクス60S(ラクス60S 001 MHヤマメ)

ラクス60S

¥1,650(税別)