福島のフィールドスタッフ畠野です。 皆さん、今シーズンもお疲れ様でした。 私の住むエリアでは今年は雨がほとんど降らなく、シーズン終盤までずっと渇水ということもあり、個人的にとても厳しいシーズンとなりました。 また、熊の目撃も例年の倍以上あり、自分も危ない場面がありました。 毎年シーズンが終わると名残惜しいと感じますが、今年に関しては何事もなく無事にシーズンが終わり、ほっとしている自分がいます(笑) 今回は9月の終盤戦3日間連続釣行について書かせていただきます。 【9月28日】 この日は珍しく1人での釣行ではなく、ルアービルディングをしている先輩と釣りに行くことに。 入渓してすぐのポイントは魚の反応が多いもののサイズは小ぶり。そんな中、いいポイントに差し掛かり、そこで先輩は25cm程度のヤマメをキャッチ! 他にも2、3匹チェイスあったよと言われたものの、この日はガイドをメインにしようと思っていたためやらないつもりでしたが、同じポイントやらせてもらうことに。 淀んだ流れだったのでゆっくり誘ってみようと思い、来春発売のモルフ50SSを選択。 1投目、手前にキャストすると小ぶりのヤマメのチェイスを確認。やる気のあるチェイスだったため、少し間を空けさらに奥へキャスト。 すると大型の影が左から右に流れたのが確認でき、スルーされたかと思いルアーを回収しようとした瞬間、強烈なバイト! 一瞬赤い婚姻色のような色合いが見え、やばいヤマメが来たと興奮したものの、明らかに引がレインボー。 体高があり丸々と太ったヒレピンの40UPレインボーでいい感じに始まったかと思いましたが、それ以降いい魚には出会えずこの日は終了。 【9月29日】 この日はいつも通り昼頃からの釣行。 前日とは違う河川にエントリー。シーズン終盤に加え人気河川につき人だらけ。 河川を変えるか迷いましたが、どこも人だらけというのは変わらないためそのまま入渓することに。 入渓すると先行者が遠目に見えていましたが、なぜか小さいヤマメがちらほら出てくる。 先行者も魚を釣っているのを確認しながら、ちょっとした瀬のポイントへ差し掛かる。 いつものこの時期ならスルーしがちの浅めの瀬。先行者との距離も若干近くなってしまったということもあり、なんとなくじっくり探ってみることに。 すると、ものすごい数のチェイス。ハヤ系かな?と思いつつ、とりあえずゆっくり丁寧にモルフ50SSを操作していくと、ガツンといいバイト!!したのはいいものの、ランディングネットを車に忘れたことを思い出し焦る自分。 瀬から離れなんとかハンドランディングでキャッチ。 サイズを測るとまさかの尺上の31センチ!しかし、鰓蓋が痛々しい感じになっていたのが残念。そして、フックを外すとその瞬間脱走リリース。 いい写真が撮れずがっかりしましたが、とりあえずいいサイズと何枚か写真を撮れたのでオッケーとしました笑 そのあとは続かず、ランディングネットもないということもあり、最終日に向け早めに切り上げ、河川を見回ることにして終了。 【9月30日】 この日は今シーズン3度目の早朝からの釣り。とりあえず前日に目星をつけていたポイントに着くとすでに車が… 3人組だったので後追いはせず泣く泣く移動。もちろん移動先にも人はいましたが、せっかく早朝から動いたのに時間がもったいないと感じこの日も後追い釣行を決意。 入渓してしばらく経ってもなかなかいい魚が出ず、ポイント移動しようかと思っていたところ、ブッシュ下から出てきた良型ヤマメのチェイスを確認。 流心から少しずらしたところでのチェイスだったので、次はブッシュきわきわにイメル50Sを流すとひったくるようなバイト! 少し痩せてはいましたが、淡い婚姻色の出た尺ヤマメをキャッチ! いい魚が出てくれたので、一旦休憩しポイントを移動。 どこに行ったかというと、朝一で入ろうとしたポイント。そう、その場所が諦めきれなかったんです。 到着すると、朝一の3人組がちょうど帰ってきており話を聞くと、全くダメだったと言われましたが、撃ち漏らしが絶対あると信じとりあえず入渓。 入渓ポイントでイメル50Sをただ巻きするといきなりバイト! サイズはないものの綺麗なヤマメをキャッチ。この水系ではあまり見ないゴマが多い個体でした。 入渓点での釣果ということもあり、とりあえず竿抜けしてそうなポイントを流しつつどんどん先へ向かうことに。 カーブが連続するポイントに差し掛かり、表層を探ろうとルレイ62Sを流すことに。 あまりアクションをかけず、水面に出ない程度の巻きスピードで自然に流れているような感じで泳がせていると岩陰から飛び出してきてバイト。 25センチ程度でしたが、コンディションの良いヤマメをキャッチ。 その後はちっちゃいヤマメがちょくちょく釣れ、もう終わりかなぁと思いつつ最終ポイントへ。 5年ほど前に尺上が出たことがあるポイントだったので丁寧に探ろうとまずはモルフ50SSから。 反応なし。次はルレイ62S。反応なし。ラクス50S。反応あり。何かが動いた気がした。 気のせいかな〜と次は少し沈めて、ただ巻きしているとバイト! なかなか厳つい牙を持った尺ヤマメをキャッチすることができました! 嬉しすぎて雄叫びをあげると、山が揺れ強烈な獣臭がしたので早急に写真を撮り、納竿となりました。 最後の最後に出会わなくてよかった…笑 今シーズンは本当に厳しい日が続いていたので、とりあえずこの3日間で有終の美を飾れたかなと思いました。 気候変動等により、年々厳しいシーズンになっていくかと思いますが、これからも研鑽を積み楽しく安全に釣りをしていきたいと強く感じたシーズンでした。 来シーズンもどうぞよろしくお願いします! ロッド: GFS49SUL-5J リバーヘッド/パスプルーバーグラスモデルPRV48GSUL-2 リール:2000番 ライン:PE0.6号 ルアー:イメル50S/ラクス50S/ナビア50FS/モルフ50SS
GFS49SUL-5J リバーヘッド
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