2026年3月、季節が冬から春へと歩みを進める端境期に、小規模野池へと足を運びました。気温の僅かな変化がバスのポジションや活性を大きく左右するこの時期、柔軟な対応が求められます。今回の釣行では、あえて一本のタックルを使い抜き、ルアーの操作によって「静」と「動」を使い分ける戦略で挑みました! 使用したロッドは、フェンウィック エイシス ACES62SLP+J。ラインシステムには、滑らかさと操作性を重視したサンライン PE EGI ULT HS8 1号に、硬質で耐摩耗性に優れたサントルネード Vハード 1.75号をリーダーとして組合せました。このセッティングは、3gの軽量ルアーを意のままに操る繊細さと、野池のストラクチャー周りでも強気にやり取りできる強度を両立させるための選択です。 3月上旬の1回目、気温は8度。強い風が吹きつけ、水の中は依然として厳しい冬の様相。ここでは「動」の釣りを展開。ダートパニック 3gをボトムまで沈め、激しくシャクり上げるワインドアクションを入力した。PE 1号の低伸度とVハードの硬さがエイシスの反発力をダイレクトに伝え、ルアーに鋭いキレを与えたことで、低活性な個体に強制的にスイッチを入れ、数匹のバスを手にすることができました! しかし、気温が12度まで上昇した3月中旬の2回目、前回有効だった激しいリアクションへの反応が目に見えて鈍化・・・・。魚の目線がボトムから中層へ浮き始めたと判断し、戦略を「静」の釣りへとシフト。ここで投入したのが、ミッドストローリング専用プラグであるグリマー7 中層攻略において、一般的なジグヘッドリグ(ワーム)ではなくあえてグリマーを選択した理由は、プラグ特有の圧倒的な「明滅(フラッシング)」によるアピール力。ワームのミドストが持つナチュラルな誘いに対し、グリマーはプラグ独特のカラーリングが放つ、光ったり消えたりするような激しい明滅効果でリアクション的に魚を呼び寄せる力があります。この反射光による存在感は、ワームを遥かに凌駕します。 また、グリマーはルアー自体に浮力を持たせたスローシンキング設定となっており、操作を止めると沈んでしまうジグヘッドとは異なり、容易に一定の層をトレースできる「操作の簡便さ」も大きなメリットです。絶え間ないロッドワークによるレンジキープの負担を軽減しつつ、ラインスラックを叩くリズムを維持するだけで、プラグならではのハイピッチなロールと明滅を安定して発生させ、狙い通り中層の個体を攻略!! 今回の釣行を振り返ると、季節の変化で変わるバスのポジションに対し、「動」のワインドと「静」のミドストを的確に使い分けたことが最大の勝因でした。何より、これら対極にあるアプローチを、一本のタックルで完遂させたことに大きな意義があり、タックルのポテンシャルを信じ、ラインの特性を活かし切ることで、早春の気難しい野池において、揺るぎない正解を導き出すことができました。
ACES エイシス スピニングロッド
ダートパニック 45 ECO
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グリマー7
ロトンド メタリックレッド
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