2026.07.07トラウトスタッフ 畠野赳「尺ヤマメを求めて」

blog

トラウトスタッフ 畠野赳「尺ヤマメを求めて」

2026.07.07 畠野赳
記事メイン画像

トラウトスタッフ 畠野赳「尺ヤマメを求めて」

福島フィールドスタッフの畠野です。
今回は尺ヤマメを求め歩き尽くした2日間について書かせていただきます。

毎年のごとく6月になると顔を見たくなる尺ヤマメ。というよりも、なぜかこの時期になると釣らなければいけないという使命感にかられるという方がいいだろうか…。笑
今回は、そんな使命感を同じく抱いているゲストを招いての釣行だ。

釣行日数は2日間。そして今回のゲストは、前回も登場した岩手県在住でFoxfire及びサイトマスターのフィールドスタッフの及川力君(以下、リキくん)。今年の3月には、岩手県内の河川をガイドしてもらったため、ガイド返しということで最も尺ヤマメが出やすい6月に標準を合わせ福島県へ来てもらった。

釣行初日
この日は自分が夜勤明けということもあり、集合が午前10時。集合場所へ到着すると先に到着していたリキくんがカップ焼きそばを食べながら出迎えてくれた。

自分も朝食を済ませ、早速着替えて最初のポイントへ。このポイントは本流と支流が合流する尺ヤマメが何度も実績のあるポイントだ。前日には雨が降っていたが、増水どころか例年見たことないくらい減水しており濁りもない。また、1週間ほど気温がグッと下がっていたため水温は少し冷たく感じた。

釣行を開始し30分ほど投げ続けるも反応なし。

フィールドの様子

上流へ上がっていくも、ニゴイしか釣れず、最終的にチェイスも無くなったため流石にポイントを変更することに。しかし、ポイントを変えるもその後はなんの反応も得られず、温泉に入り、ご飯を食べつつ次の日の作戦会議をし、酒に飲まれこの日は終了となった。

フィールドの様子

釣行2日目
この日は河川(漁協)を変え、ヤマメを狙うことに。

雨や曇りの日が続いていたため、適正な水温まで上がっていないだろうということで遅めの出発。8時半頃に河川に到着し早速釣行開始。

最初のポイントは、一級ポイントが入渓点にあり、ほとんどの釣り人はそこから上流に向かって上がっていくため、下流の方は意外と竿抜けのポイントとなっている。また、下流の方は膝下ほどの瀬となるため、竿抜けになりやすい理由の一つでもある。

入渓から20分、瀬をダウンで攻めていると早速リキくんがヒット!

自分はリキくんと少し離れた位置におり、こちらから話しかけた瞬間に「釣れた!」みたいな声が聞こえたが、何を言っているのか聞き取れず、根がかりでもしたのかな?と思って竿先を見てみると、なにやら小刻みに動いていた。近づくとでかいヤマメがネットに収まっていた。しかも、パーマークが青っぽい珍しい個体だ。

さすがというか、なんというか、いきなり見事な尺ヤマメを釣り上げる天才ぶりを発揮していた。笑

フィールドの様子

2人でガッツポーズをし、写真撮影を終えリリース。早くもやり切った感が出てしまったが、釣りを開始して30~40分くらいしか経っていない。もちろん釣り続行!

ルアーの話になり、モルフ50SSを使ってみたいと言われたため、タックルごとリキくんに貸すことに。「瀬はスローシンキングがいいよね!」なんて言いながらダウンで流していると、まさかの2投目でまたヒット!

会話をしながら「ほら釣れた!」「え、まじ?」なんて言いながら2人で爆笑。これもまたでかい。ネットに収まったヤマメを見ると、先ほどと同じくらいの、体高あるヤマメだった。尺上か泣き尺か、これまたパーマークが特徴的な良いヤマメが出てきた。

フィールドの様子

とても良いスタートを切ったが、その後に行った一級ポイントより上ではやはり人が多く入りスレているのかチェイスすら無くなってしまい、ポイントを移動することに。

次に入ろうとしていたポイントには既に人が入ってしまっていた。温めていた場所なだけあってちょっと残念。少し下流の数年前にいい思いをしたポイントへ。支流との合流点が入渓点となっており、下流側が太い流れになっており、そこから一級ポイントが続くところだ。

リキくんにはとりあえず一級ポイントへ入ってもらい、自分は上流側のなんの変化もない部分を釣り上がっていく。リキくんと100〜150mほど離れてしまったため、そろそろ合流しないとなと思いつつ、何やら怪しいブッシュを発見。流れはそこまで良いとは言えないが、その部分だけが明らかに雰囲気がでていたため粘ってみることに。

モルフ50SSを10投ほどするも反応なし。続いてラクス50Sを投げ反応なし。雰囲気だけかなぁなんて思いつつ、でかいフローティングでも投げてみるかとヴィクセン70Fをつけてみる。ヴィクセン70Fは30年ほど前に登場したものであり、時を経て昨年再販されたルアーだ。自分が小学生の頃、バス釣りをしている時によく使っていたルアーで思い入れのあるルアーだ。

重心移動システムのため本流でも飛距離は十分。ブッシュから少し離れたところへ落とし、ブッシュ下に入ったタイミングで弱った魚をイメージして軽くアクションを入れるとガツン!と強烈なバイト!

ブッシュ下に潜られ、枝に巻かれると思い一瞬ヒヤヒヤしたが強引に引きずり出しネットイン。リキくんに電話をしてこっちに来てもらい、サイズを測ると32センチあり自分も念願の尺ヤマメをキャッチすることができた。

天気も良く、良い写真が撮ることができ、とても満足。

フィールドの様子
フィールドの様子

上流側に人が入っていないとみて、下流に行くことなく2人で上流を攻めることに。その後リキくんが9寸ヤマメを数匹キャッチしながらどんどん先へ進んでいってしまい、のろのろ運転の自分はリキくんと大きく離れてしまった。草木でリキくんの姿が見えなくなり、さすがに追いつかないとな〜と思いつつ、おそらくリキくんも流していない、腰上ほどの平らな流れの部分が目に入る。

こんなところにはいないかな?なんて思いつつラクス60Sを投げてみる。すると目の前まで間違いなく尺越えのチェイス!しかし、その1回のみでその後は全く反応がなくなってしまった。 執念深い自分はルアーチェンジを駆使し、なんとかキャッチにつなげてやろうと粘ることに。何を投げてもチェイスすら無くなってしまったが、最後に先ほど釣れたヴィクセン70Fを投げてみる。すると着水し2、3回軽めのアクションを入れると、ひったくるようにバイト!

自分の粘り勝ち。35センチの極太ヤマメをキャッチすることができた。

フィールドの様子
フィールドの様子

「やば、こんなのいるんだ…。」とリキくんが一言。

「40UPも出る時は出るぞ!」と奮い立たせ、その後ポイントを変えたりするも、8〜9寸台のヤマメしか釣れず、夕方になってしまいタイムアップ。

せめて、あと1本でも尺上が出れば最高な締めくくりだったが、こればっかりは仕方がない。
「懲りずにまた来てくれ!」と握手を交わし今回の釣行は終了となる。

今回改めてヴィクセン70Fの力を思い知った。皆さんも是非ケースに一つ忍ばせてみてはいかがでしょうか…!


【タックル】
ロッド:Fenwick GFS50SL-5J
リール:2000番
ライン:PE0.6号
ルアー:モルフ50SS、ヴィクセン70F