トラウトスタッフ tkm「清流長良川のサツキマスを求めて」
5月に入り、長良川にサツキマスの本格シーズンがやってきた。
SNSでも少しずつサツキマスの釣果が聞かれるようになってきたため、通い慣れた中流域へ向かった。
早朝に、シュマリMR88Fで2バラシ。
これをヒントに、ポイントを移動して同じように探ると…
チェイスしてきたサツキマスが目の前でバイト!
無事にネットインできたと安心したのも束の間、フックを外した拍子にネットから飛び出し、流れの中へ消えていってしまった。
そんな悔しさが自分を川へ駆り立て、出勤前に臨んだ平日の朝。
この日は職場近くの下流域へエントリーした。
まだ薄暗い頃に、ナビア62FSへのチェイスが確認できた。
少し場所を休めてから、シュマリMR88Fのジャークで探る。
駆け上がりに差し掛かったところで、ギラリと銀鱗の反射が見えると同時に、鋭くティップが引き込まれた。
何度か走られるも、フックが良い場所に掛かっていることを確認できたため、落ち着いてファイトしネットイン。
今年も無事にこの姿をカメラに収めることができた。
36cmのサツキマス。
シルバーメタリックを纏った美しい魚体には、いつ見ても惚れ惚れさせられる。
今期発売のロッドパスプルーバーPRV73SML-2に、シュマリMR88Fの新色LHフォレストグリーンゴールドでのヒットだった。
例年、京都大学生態学研究センターのサツキマス遡上調査に微力ながら協力させていただいている。
今回も鰭の一部と鱗を少々採取し、送付用のサンプルとした。
こうして私たち釣り人や漁業者が提供したサンプルをもとに、これまで謎の多かったサツキマスの生態が分かりつつあるんだとか。
この先、より効果的な増殖・保全手法が明らかになるよう、願うばかりだ。
温暖化による河川水温の変化や、堰堤等によって産卵適地へのアクセスが断たれる等、サツキマスの置かれる状況は厳しい。
だからこそ、この一匹の価値と美しさが、より一層胸に響く。
この魚が、この先も見られる川でありますように。
【タックル】
ロッド:パスプルーバーPRV73SML-2
リール:23ヴァンキッシュ2500SHG
ライン:PE0.8号
リーダー:ナイロン10lb.
ルアー:シュマリMR88F(LHフォレストグリーンゴールド、MHパープルファイヤー)、ナビア62FS(MHアユ)