AYU LURE FISHING
アユルアー入門
清流の女王「鮎」を、ルアーで釣る。
次世代のアユゲームへようこそ。
その美しい姿から「清流の女王」と呼ばれる一方で、自身のナワバリに侵入する他の魚に対しては体当たりをして追い出そうとする激しい闘争心を見せる鮎。食味のおいしさはもちろん、狙って釣れるゲーム性の高さと、その優美な魚体からは想像もつかないパワフルな引きでタモ入れまでドキドキがとまらない鮎は、淡水ルアーゲームのターゲットとして多くのアングラーを虜にしています。
魅力的な鮎
シーズンと年魚について
鮎は1年で一生を終える年魚。6月ごろから各河川で解禁となり、ほとんどの河川が10~11月で禁漁となります。春に海から遡上し始めた稚鮎が成長とともに苔を食むようになり、良質な苔のつく餌場にナワバリをもつようになるといよいよ鮎ゲームのシーズン到来です。
本や漁協の案内チラシ
鮎はさまざまな河川で釣ることが可能ですが、ルアーでの釣りが許可されている河川は限られています。またルアーでの釣りは許可されていてもリールの使用が禁止されている河川もあります。事前に行きたい川でのルアー使用の可否、リール使用の可否、またどこからどこまでのエリアで釣りが出来るのか、使える鈎の数やタイプ、ハリスの長さ、キャスト可能な距離などの規則や入漁料を調べ、わからないことは漁協に確認しておきましょう。
出発前の確認は釣行前チェックリストとあわせて使うと漏れが減ります。また川には水底、水深、水流の変化、天候の急変など、様々な危険となり得る要素が潜んでいます。安全について十分な知識を持って釣りを行うようにしてください。
スピニングとベイトの2種類があり、それぞれに利点があります。
スピニングタックルの利点
ライントラブルが少なく、ビギナーにも扱いやすい。また、不意の大物にもスピニングリールのドラグワークで繊細に対応できます。
ベイトタックルの利点
クラッチの入り切りだけで瞬時にラインの出し入れが可能なため、より細かく繊細な誘いが可能になります。キャストの手返しも早いです。
ロッド
長さ9ft前後でL~MLパワークラスのロッドが使い易いでしょう。他の釣種のロッドでもある程度釣りは出来ますが、ルアーを餌として食わせるのではなく、外敵と思わせ追わせて掛ける鮎の釣りではロッドに求められる要素は他魚種と異なるので専用ロッドがおすすめです。
フェンウィック WCV96SL-5J スウィートトラップ
鮎ゲームスピニングモデル
製品ページ
フェンウィック WCV96CL-5J スウィートトリック
鮎ゲームベイトモデル
製品ページ
リール
- スピニング:2000~2500番クラス
- ベイト:10g前後のルアーが投げやすいもの
ハイギアでもローギアでもどちらでもOKです。
スピニングリール
ベイトリール
ライン
メインラインはPEラインがおすすめで0.6~0.8号程度が標準です。フロロやナイロンの5~6lb.でもOKです。見やすいカラーの物がルアーの居場所が把握しやすいです。
PEライン
リーダー
PEラインを使う時には先端にリーダーを付ける必要があります。6~8lb.程度が標準でフロロ、ナイロンどちらでも可です。長さは1~2m程度です。
LDLフロロ
スナップ
ルアーの接続にはスナップを使うことをおすすめします。#0~#1番程度の小型のスナップがおすすめです。よりもどしは付いていなくても大丈夫です。
ルアーとスナップ
ルアー
アユ用とされているものがたくさんあるので迷うことでしょう。ルアーごとに得意とする水深があります。ミノータイプの場合40cmくらいの浅いレンジ用と、80cmくらいのやや深めのレンジに対応する2種類を用意すればいろいろな状況に対応できます。
鮎ルアー
Ayu game シュマリ 110F
40cmくらいまでのレンジを得意とします。
製品ページ
Ayu game シュマリ MR88F
80cmくらいまでのレンジを得意とします。
製品ページ
ハリ(針)
針
よく使われる形状で大きく分けてイカリとチラシがあります。イカリなら7~7.5号、チラシなら7.5~8号がおおよその目安です。魚のサイズによってより小さいものや大きなものを使うこともあります。ハリの数や形状、ハリスの長さは漁協ごとにレギュレーションがあるので釣行先の漁協のウェブサイトなどでご確認ください。
ウェーダー装備
ウェーダー着用
川に立ち込む釣りなのでシーズン初期や、終盤の水温が低い時期は濡れることのないウェーダーでのアプローチがおすすめです。ただし水の抵抗が大きいため流れの強い所や、長時間の立ちこみでは注意が必要です。夏場はかなり暑く、熱中症になる可能性も有るので要注意です。
ウェットウェーディングスタイル
ウェットウェーディングスタイル
ハイシーズンとなる夏の時期にはウェットウェーディングスタイルがおすすめ。ひんやりとした川の流れを直接感じることで、日差しの強いシーズンでも快適に釣りができます。水流抵抗が少ないのも特徴です。熱中症対策にもつながります。夏場の鮎釣りフィールドは日差しが強くなることが多いので、日焼け対策も重要です。
フェルトソールは必須
鮎を狙う釣り場の川底は滑りやすいためシューズの底は、どちらの場合もフェルトタイプが必須です。
フェルトソール
川の流れは想像以上に強いもの。油断は禁物。無理せず立ちこむ水深はヒザ以下で抑えましょう。早瀬などはヒザ下の水深でも足を持っていかれそうになることも有ります。特に水流抵抗の大きなウェーダー着用時は注意が必要です。ライフジャケットを着用しましょう。
釣風景
川に入るその前に
入漁券
鮎釣りをするにはほとんどの河川で入漁券が必要となります。必ず日釣券もしくは年券を購入してから釣り場に立つようにしましょう。
川ではルアーだけではなく、いろいろな釣り人がいます。先行者とは十分に距離を取りましょう。友釣り・アユルアー共に最低でも20m以上は距離を置きましょう。また、鮎ルアーゲームは釣り下る釣りなので特に下流側に入る場合は先行者に声をかけましょう。川を横切るときは上流側から距離を置いて渡りましょう。先行者の釣り人とあいさつなどのコミュニケーションをとることが、楽しく釣りをすることの秘訣です。
ポイント ①落ち込み ②ひらき ③瀬尻 ④瀬肩
鮎は川のいろいろなところにいますが、始めは膝程度までの深さの瀬を釣るのが釣りやすいでしょう。ポイントの攻め方がわからない場合は、瀬の始まりの上流側。瀬肩と言われる流れの穏やかな所から釣りはじめ、徐々に瀬の中へと釣り進めるのが良いかもしれません。
よく「鮎は石を釣れ」と言われるように、良質な苔のついた餌場となる石にナワバリを持ちます。そこに侵入してくる他の鮎を体当たりで排除しようとする闘争心に訴える釣りです。ゆえに水通しの良い所にあるやや大きな石の周りや、流れの変化のスジなどにルアーを通し、ここぞというところではルアーを止めて誘います。
緑の藻 ※このような緑色の藻がついているような石の回りはあまりポイントにはならないことが多いです。
扇状アプローチ(ダウンクロス)・ピンポイントアプローチ(ダウン)
基本的に狙う場所の上流側に立ち、自分よりも下流を釣ります。自分よりも下流側に斜め(ダウンクロス)にキャストし、ルアーで川の流れを感じながらポイントとなりそうな石をかすめるように扇状にルアーをトレースしていきます。
扇状アプローチ
鮎のきらめきが見える石などは、その石の周りにルアーを留めて誘うと効果的です。キャスト範囲は広く探る場合でも概ね20~30m以内の場合が多いです。ピンポイントで石回りを狙う時には5m程の近距離でも釣れます。やみくもに投げるのではなく、ルアーのトレースコースをコントロールして狙いとなる石周りや流れの変化を丁寧に釣ることが重要です。
コツコツトレースがキモ
コツコツのイメージ
ルアーの着水後は素早く底をとりコツッ、コツッと適度にソフトタッチでルアーが石に当たるようにトレースするのがキモで、リトリーブスピードの加減やロッドの角度・ルアーのタイプでレンジを調整します。
リトリーブ中に一回もボトムに当たらない時はトレースレンジが浅すぎます。逆にゴリゴリと常に底に当たり頻繁に根掛かるようでは潜りすぎです。リーリングや竿先の上下で調整しきれない場合は、得意なレンジの異なるルアーに交換したり狙うスポットを変えてみましょう。
ルアーが根掛かってしまったら、無理にロッドをあおらずに即座にリールをフリーにしてラインを下流に3mほど流します。流したラインが伸びきった所で軽くあおればたいていの場合外れます。
アワセ
アタリは手元に明確に伝わることが多いです。竿先をひったくるような強烈なアタリが出ることもありますが、強いアワセは禁物。スッとロッドを手前に引く程度で十分です。強くアワセてしまうと身切れを起こしやすくなり、バラシに繋がる原因にもなります。
ファイト
魚が掛かってからはロッドを寝かせたまま流れが緩いほうへ誘導し寄せていきます。ロッドを立てるとアユが水面で暴れてバレやすくなるので要注意。魚を寄せる際は無理に引っ張らず、あわてず寄せていくことが重要です。針にカエシが無いので、ラインテンションを緩めないようすることが、バラシの軽減につながります。また魚が強く突っ込むあいだは無理にリーリングせずにロッドで溜めて待ちましょう。
タモ入れ
ラインの長さがロッドの長さと同じくらいになったらロッドを立てて引き抜き、タモでキャッチ!ダウンで掛けているので無理にリーリングをして流れに逆らえば負荷が強すぎて身切れしますし、時間をかけすぎるとそれもまた身切れに繋がります。この駆け引きのハラハラドキドキも鮎ゲームの面白い所です。
- ダウンクロス
- 自分より下流の方向へ、斜めにキャストしてルアーを通すこと。扇状に探るときの基本です。
- トレース
- ルアーを狙いのコース上を流しながら誘う操作全般。石にコツコツ当てるのもトレースの一部です。
- レンジ
- ルアーが水中を進む深さのイメージ。浅い・深いで使い分けると釣りやすくなります。
- 友船(ともふね)
- 釣った魚を生かして運ぶための小舟型の容器。水流抵抗の少ないものが扱いやすいです。
- 年魚(ねんぎょ)
- 1年で一生を終える魚のこと。鮎のシーズン感を考えるときの前提になります。
- 瀬(せ)
- 川底が浅く、流れが速く白波が立つ場所。始めは膝程度までの深さの瀬から攻めると釣りやすいです。
- ナワバリ
- 魚が縄張りとして守るエリア。鮎は良い餌場の石まわりにナワバリを持ち、侵入者を追い払う習性があります。
- リーダー
- メインラインの先に付ける別素材の糸。PE使用時は不可欠で、摩耗や結びやすさを補います。
- PE(ライン)
- ポリエチレン繊維の糸。細く強いのが特徴で、号数表記で選ぶことが多いです。
初心者はスピニングとベイト、どちらのタックルがおすすめ?
ライントラブルが少なく扱いやすいスピニングから入るアングラーが多いです。一方で細かい誘いを重視するならベイトも選択肢です。まずは借りて試す・店頭で握り比べるのがおすすめです。
メインラインのPEは何号が目安?
0.6~0.8号程度がよく使われる目安です。フロロやナイロンの5~6lb.でも問題ありません。河川の規制や釣り場の状況に合わせて調整してください(タックル:ライン)。
友釣りをしている人とはどのくらい距離を取ればよい?
最低でも20m以上は空けるのがマナーの目安です。下流側に入る場合は声をかけ、川を渡るときは上流側から距離を取って渡りましょう(川に行こう)。
ルアーは浅いレンジ用と深いレンジ用、両方そろえる必要がある?
状況に応じて使い分けられるよう、ミノーなら浅め(目安40cm前後)とやや深め(目安80cm前後)の2タイプを用意すると対応しやすいです(ルアーの項)。
増水や濁りのときはどうすればよい?
無理に立ち込まず、河川の情報や漁協の案内を確認してください。見通しが悪い・流れが強いときは安全を最優先に判断しましょう(チェックリスト)。
Ayu game シュマリ 110F
40cmくらいのレンジを得意とします。
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Ayu game シュマリ MR88F
80cmくらいのレンジを得意とします。
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Ayu game シュマリ MD90F
さらに一段深いレンジに
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フェンウィック WCV96SL-5J スウィートトラップ
鮎ゲームスピニングモデル
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フェンウィック WCV96CL-5J スウィートトリック
鮎ゲームベイトモデル
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TGツイストアタッチルアーシンカー
取り外しが簡単なタングステンシンカー
製品ページ
LDL フロロ
リーダー用マテリアル
製品ページ
清流のドキドキを、あなたに
ルアーで誘って追わせて掛ける面白さと、掛けてからはパワフルな鮎をいかにバラさずにキャッチするかのドキドキファイト。鮎ならではの楽しさをぜひ体験してみてください。