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Fly Fishing社員ブログ 【動画】TMCフライタイイングルーム ♯001「ペレットマラブー」のタイイング

2019.04.26

【動画】TMCフライタイイングルーム ♯001「ペレットマラブー」のタイイング

フライフィッシングのYoutubeチャンネルで新たな動画シリーズが公開になりました。第1回は湖や管理釣り場など止水の釣り場でパイロットフライとして使うペレットマラブー(ブラウン)のタイイングをご紹介します。

 

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湖が解禁ししばらくして水温が上昇してくるとユスリカを初めとする水生昆虫がトラウトのベイトとなるケースが増えてきます。それまではアトラクター的なマラブーパターンが有効だったのが、この時期になるとマラブーかユスリカパターンか迷う場合があります。そんな時私が使うのがペレットマラブー。テールのマラブーの動きとボディファーのモジャモジャっとした感じがアトラクターとしても虫パターンとしても機能している気がします。

 

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タイイングのコツは二つ。キャスティング時にテールが絡まないように根元をしっかりと固定することと、ボディのペレットダブをダビングしたら隙間を空けてスカスカに巻き、下地のゴールドをチラチラ見せることだ。そのダビングにはマルチグルーとダビングツイスターを使ったループダビングがお勧め。この方法だとボディが太くならずにスカスカにタイイングが出来、さらに耐久性も高い。スレッドはベネッキのウルトラストロングスレッドのようなPEスレッド(GSPとも呼ばれる)がツイスト途中で切れる心配がなくて安心。

 

フックに関しては湖の大物にも対応するTMC113BLH#8をメインに使用していますが、管理釣り場などハイプレッシャーの釣り場で掛かり優先の場合TMC102YやTMC9300がお勧め。ゴールドビーズ付きならビーズサイズを大小2種類と、加えてノービーズノーウェイトの3種類用意しておけば様々な状況に対応できます。

 

湖や管理釣り場など止水の釣り場でパイロットフライとして最初に結ぶ1本として、そしてユスリカやメイフライなど虫を食べている時のハッチマッチャーとしてお勧めの一本です。

 

ぜひ動画をご覧いただき、お試しになさってみてください。

 

 


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