Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2012.12.17

今年の鮭釣り

今年は10月の終わりに昨年も行った北海道の道南へ海鮭釣りと、12月の最初にffmediaさんの釣行会での新潟の荒川への鮭釣りと2回鮭釣りに行った。
10月の終わりの道南の海鮭釣りは、昨年と同じように天気が荒れてしまい、二泊三日のうち初日の午前中のみ穏やかで、その日の午後からうねりが出始め、二日目と三日目は強風と大時化で竿を出さずじまいとなってしまった。但し、到着して直ぐの初日の午前中、釣りを始めて直ぐに1本キャッチすることができた。

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※今回も開始早々のヒット
この日は接近中の低気圧に向かって南風が吹き込み、10月の終わりとは思えない程の暖かい日で、波打ち際に幾つもの鮭の魚影が見えた。しかし、次第にうねりが強くなってきてフライが波に揉まれてしまったり、打ち寄せられた海草の切れ端が大量に漂いフライが一瞬で海草の団子になってしまったりと、途中からまともに釣りにならない状況になり、その後はスレとバラシのみだったが、それでも1本はちゃんと口で釣って9番のダブルハンドを絞り込む鮭の引きを堪能することができ楽しい釣行となった。

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※グルグルゾンカーをがっちり咥えたメス

12月の荒川は、初日の土曜日は釣りの出来る7時から16時まで頑張ったが、新潟で初雪となったこの日、朝から霰や雹が降り、時には吹雪となる中キャッチしたのはウグイ1匹のみで、鮭のアタリは一つも無い厳しい一日だった。

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※この日唯一のアタリはウグイ
二日目の日曜日は帰りの時間を考えて昼過ぎまでの釣りだったが、この日は時折小雪が舞う中、風も弱く時には薄日も射す程で、前日よりは非常に穏やかな天気だった。午前中に入ったポイントでは当たりが無かったが、昼に移動したポイントでは初めて直ぐにメスがスレで釣れてしまい、魚はいることを確信。ロールキャスト気味に手前を狙ったり、アンダーハンドで遠くを狙ったりと広く探ったところ、遠くでしっかり沈めたフライにヒット。2度のジャンプの後に流れに乗って下ったり、逆に上流に向かって走ったりと、海鮭とはまた違った川の鮭の引きを十分に楽しみつつ、やっとのヒットにばらさないように慎重にやり取りしてキャッチしたのは、ブナは入っているがまだシーライスのついた体高のあるオスだった。

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※やっとキャッチした嬉しいオス

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※一番いい所にフッキング
今回もスレでなくちゃんとキャッチしたのは1匹だったが、流れの中での鮭のファイトを楽しめたので満足して帰路に着いた。不安だった前日降った雪も帰りにはすっかり溶けていて400km超の帰りの高速も気持ち良く走ることができた。
タックルデータ
ロッド:LOOPオプティダブルハンドOPDH9140-4
リール:ダニエルソンXLW・8-12
(海サケのライン)
ライン:LOOPオプティアダプテッドダブルOATH9-10 F-13 + ADT9-10F-13
リーダー:LOOPサーモン・リーダー +>AKRONミスティープラスティペット0X 60cm
フライ:TMC777SP#4のグルグルゾンカー赤
(荒川のライン)
ライン:LOOPオプティアダプテッドダブルOATH9-10 F-13 + ADT9-10S5-13
リーダー: AKRONフロロステルスティペット02X 1m + 0X60cm
(02Xと0Xの結び目の上に小豆位のガン玉を1つ)
フライ:TMC777SP#10のグルグルゾンカー赤
OGGY


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