Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2013.09.24

LOOP社のトーマスのご紹介

今回のアンダーハンド釣行記はLOOP社のトーマスの紹介です。トーマスはループ社の開発担当で以前よりリールの開発をしていました。ここ最近はクロスS1シリーズ、GDCラインシリーズを担当しています。ヨランも一部ロッドの開発に携わっています。

TOMAS1

ナノレジンの3Mパワーラックスを使った驚異の性能を持つクロスS1シリーズはオーバーヘッドでもアンダーハンドでも素晴らしいキャストが可能ですがトーマスの考えでは“たとえ初心者でうまく投げられるように開発している”とのことでキャスターのミスをもカバーするロッドとなっています。

またGDCとはグラデユアル・デンシティ・チェンジの略で徐々にシンクレートが変わるという意味です。アンダーハンドラインの場合フローティング以外はS1/S2というように一本のヘッドに複数のシンクレートが混在し、そのシンクレート変換部分が急にS1からS2 に変化するなどして“カックン”という現象をわずかながら起こしていました。そこを徐々に変化させることでこの“カックン”現象をなくしました。特にアンダーハンドよりもオーバーヘッドのバックキャストでこの現象は顕著でした。

進化を続けるループタックルはトーマスにより開発されています。

TOMAS2

 

近藤記


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