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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 シーバス用ジャーキングテクニック

2013.11.07

シーバス用ジャーキングテクニック

11月の初めにボートシーバスフィッシングに出掛けた。毎年9月~11月はフローティングラインのトップの釣りが楽しめるのでこの時期だけは必ずシーバス船に乗るのだ。いつもお世話になっているシークロさんにTさんと一緒にお昼から乗って釣りを開始。タックルはクロスS1のシングル5ピース798-5、リールはXACTリール5-8、ラインはエヴォテック100WF7Fにマルチリーダー13ftの先端を4ftカットして04Xを3ftつないだ。フライはフローティングミノーのドライイワシとイワイスーパーミノーをたくさん用意した。

ドライイワシ

しばらくアンダーハンドで攻めていくと予想もしないオープンな場所からシーバスが飛び出してきた。カケアガリについていたようでフライはくわえなかった。それから小型をランディングした後、2時間ほど全く反応がない。潮が良くないようだが、個人的には潮はあまり意識しないようにしている。海釣りだけでなく、湖や川まで影響を受けていて大潮のときなどはとてもいい釣りができることがある。ただそうでない時もあり自然を読み切ることは難しい。

小型

キャプテンの岡本さんは可能性のあるポイントを次々に案内してくれた。海全体がまったりムードなので自分の集中力もなくなりかけた頃、キャストしたフライに70㎝を超すだろう魚が飛び出た!フライには触れなかったが魚はいる。昼に70オーバーの大物が釣れる時はこんな感じで単独でいる魚のことが多いようだ。さて潮が良くない時は障害物にぴったりとラインを這わせ、スラックのないようにピーンとキャストしてボディーターンで思いっきりロッドを動かすといい。いわゆるジャーキングだ。フローティングミノーを強烈なスピードでダイナミックに動かしシーバスの側線にアピールするのだ。そうするとやる気のない魚にもスイッチが入るのだ。思いっきりジャークするには何といっても水面にあるラインにスラックがないことが条件になる。そのためには失速しないでグングン伸びるループが必要になる。

ファイト

さていい感じのポイントに移動してくるとドライイワシのジャーキングに岸壁沿いからいい型のシーバスがゴボッとでた。この日の海のリズムに合わせてゆっくり合わせるとフッキングできた。しかしファイトの途中でバレてしまった。無理に魚を出してもバレ易いという次なる問題に直面することになる(笑)。しかし魚はまだ居そうだ。攻め続けると再び出た!今度は水面を飛び出し空中で一回転した。魚が水中に再び飛び込んでいくのを見届けてから合わせるとうまくフッキングできた。しばらく強烈なファイトを楽しみ岡本さんにランディングしてもらった。活性の低いシーバスにはどんどんジャーキングテクニックを使ってください!

遂に出た

近藤記


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