Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2014.03.25

芦ノ湖、一年ぶりの再会

春分の日に今年最初の芦ノ湖に行ってきた。今年は3月に入ってから2回渓流に行ったが最初は2月の大雪が残っていて全くライズも無く殆ど竿を出さすにアブレ。二回目はまあまあの魚が出たが合わせのタイミングがずれて直ぐにバラシてしまい、他に5~6匹出たもののフッキングしないでアブレ。そのため今年に入ってまだ一匹も魚を釣っていなかったので、放流ニジマスでもいいから1匹は釣りたいと思っていた。

朝の内は近くのルアーマンがブラウンを2匹キャッチ、フライマンがニジマスを1匹キャッチと全く釣れていない訳ではないが、ライズも無く今ひとつ魚っけが薄くて厳しいかなと思い始めた頃、待望のワカサギを喰っているようなボイルが始まった。そこでドラワカで狙うこと暫く、少しずつ移動しながら広く探っていると、チョンと動かしたドラワカの後ろから大きな茶色の頭が現れた。すっと自然にドラワカを飲み込んだのを見て一呼吸おいて合わせると、しっかりとフッキングに成功。激しくは無いがシングルハンド8番ロッドを十分に曲げる重い引きに大物と判断して慎重にやり取りした結果。ネットに収まったのは大きなオスのブラウンだった。

fly-news201403-title

測ってみると69cm。迫力のある口先の曲がったオスで、老兵といった感じで以前釣られた傷が残っていて、綺麗ではないが中々風格のある魚で、ドラワカをしっかりと咥えていた。

fly-news201403-title

ところで、ネットに入れる直前に気付いたのだがその魚は尾びれの辺りが黒っぽくなっていて、去年の3月31日に釣った62cmのオスのブラウンと似ていると思ったが、キャッチしてよく見るとどうやら同じ魚のようだ。その魚は私が知っているだけで去年の4月と秋にも釣られていて、その度に少しずつ大きくなっていたが、約1年ぶりに私が再会した今回は69cmにまで大きくなっていた。今年最初の魚が去年釣った思い出のある魚だったことに感謝して、次に誰かがキャッチする時には70cmオーバーになっていることを願いつつリリースするのだった。

fly-news201403-title

↑1年前に釣った時の写真

タックルデータ
ロッド:LOOP マルチ896-4
リール:LOOP エヴォテックG4 LW・5eight(シルバー)
ライン: LOOPオプティストリームWF8F
リーダー:ティムコリーダー0 X 9t + ミスティ-プラスティペット1X 60cm

OGGY


Like
アンダーハンド釣行記:最新記事