8月末に昨年と同じく菅沼にキャンプ&フィッシングに行った。昨年は雨でキャンプ予定を変更し苦労したが、今年は初めから菅沼のバンガローを予約してもらったため、雨は降ったが軒がありBBQも楽にできた。
昨年はシャクガという白い蛾のパターンが有効だったため、今年もたくさん巻いて持っていったが、今年は全く効果がなかった。前日に雨が降って、寒さが影響したと思うが、レインボーはミッジサイズのユスリカのような虫を食べていた。テレストリアルというのはカラッと晴れる時がいいようだ。葉の裏などで休んでいる陸生昆虫がカラッと晴れて暖かくなると日中、活発に活動を始める。
よく大型のテレストリアルの釣りを北海道でするが、いいときは大体、カラッと晴れてあちこちで毛虫や甲虫がうごめいている時だ。そういう時はかなりの確率でいい釣りができる。さて、曇りの朝8時からボートに乗って釣りをはじめたが、お昼になると日が差してきた。そこから3時間ほどはビートルパターンに出たが、それ以降はまたミッジの釣りという感じだった。
菅沼のレインボーは大きく、ロッドはXACT690にエヴォテックG4の5-8グリーンにエヴォテック85のWF6Fをセット。マルチリーダー13ftに2Xと3Xを足して釣った。キャンプ&フィッシングなので数尾釣れれば充分だ。
今回はボートフィッシングでのんびりした釣りなのでオーバーヘッドで伸び伸び釣りをした。できればエヴォテック85よりもエヴォテック100のほうがいいと感じた。理由は同じ重量のヘッドなら長いほうがラインの径が細くなり、プレゼンターションがソフトになるからだ。約14gという塊を8.5mにするのと10m(実際には10.4m)にするのでは径が異なる。オプティストリームやエヴォテック85などの短いヘッドというのは方向変換(角度変換)を多用する川の釣りや、湖でも近距離を釣り場合にいい。逆のオプティスティルウォーターやエヴォテック100はロングキャストでソフトプレゼンテーションができる特徴がある。
近藤記