Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2022.11.16

澄み潮のボートシーバス

11月上旬に横浜にボートシーバスに行ってきた。時期的に11月ともなると潮が澄んで明るい時間帯の釣りは難しくなっていく傾向がある。過去の経験でもそうなるとシーバスが水面に大胆に出ることを嫌い、フローティングミノーの下でギランと反転することが多かった。

 

出船前

 

釣行前にいろいろ対策を考え、フローティングラインの先端にシンキングリーダーを付けてフライを水面下に入れてしまおうと考えた。ちょうど渓流でドライフライに出にくい魚をフローティングニンフや水面直下のウェットフライで釣るのと同じ考えだ。SAのソナーリーダー7ft Sink6とSink3を用意した。

 

ソナーリーダー

 

当日は朝6時くらいにシークロさんで出船。めぼしいポイントを探るもスタートからしばらくは反応なし。キャプテンが次々と可能性のあるポイントに移動してくれて、ようやくドバンッと出た。しかし、のらない。何度か投げ直すもフライの下でギランが連続する。この時はまだシンキングリーダーを付けていなかった。そこでシンキングリーダーを付けようと移動時間にセット。

 

7Xロッド

 

次のよさそうなポイントでは7Xのシングル10ft7番ロッドで、オーバーヘッドで障害物の奥にフライを届けた。7Xロッドはループの伸びが驚異的で(特にオーバーヘッドでより感じやすい)理想のところまでフライをねじ込めた。

 

シーバス

 

奥の方で魚がフライに出て、読み通りSink6リーダーでがっちりフッキングまで持っていけた。澄潮対策が効いた瞬間だった。この他シンキングラインを沈めてリトリーブの釣りをするもこの日は同行者の魚と合わせて2尾。なかなか厳しいコンディションだったが思い出に残る魚だった。

 

当日のタックル

ロッド:LOOP 7X 7100
リール:LOOPエボテックG4 LW6-8
ライン:SA OH&D WF-7-F(先端にブレイデッドループ)
リーダー:SAソナーリーダー7ft Sink6
ティペット:25lb、約70cm

 

近藤記

 


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