5月半ばにシークロさんに乗ってボートクロダイに行ってきた。当日は前日に続き5月とは思えない猛暑だったが、朝は涼しく4:30出船できれいな朝日を見ることができた。
中学生だったO君が社会人になって、最近、特に素晴らしい魚を釣るフライマンに成長した。今年も芦ノ湖では60㎝を超えるブラウンを釣り、80㎝超えのヒラスズキも釣った。今回はO君のクロダイを釣りたいという要望で釣行。フライショップなごみの店長も来てくれて、船上は楽しい雰囲気。
キャプテンはいいポイントに連れて行ってくれるも、絶好のタイミングまでは1アタリのみ。フライが重いのでアンダーハンドキャストで次々と可能性のあるポイントを攻めていく。そうこうしているうちにO君にヒット！初クロダイをランディングした。とてもよかった。
O君の1尾を皮切りに、自分たちにも次々ヒット！今が時合いということで集中的に釣った。O君は1尾目の壁を破ると、その後大型を連発。
あんなにあどけなかったO君がこんなに立派なフライマンになったことをとても嬉しく思った。
さてこの釣り、フローティングラインにフロロティペット１Xを1.2～1.5m直結して、イガイという壁に付いている貝を模した重いフライを壁際に投げてフォーリングさせて、壁から剝がれた貝などを待っているクロダイにくわえさせるという釣りとなります。ヒットすれば強烈な引きが楽しめるので、興味がある人はやってみてください！
比較的釣れる釣りの部類に入ると思いますが、フライフィッシングで、ということになると潮のタイミングが大切なので、プロショップやボートのキャプテンに出船のタイミングを決めてもらうと間違いないです。また季節的に7月前までがベストだと思います。
【当日のタックル】
ロッド：LOOP Z1 796-4MF(シングル7番)
リール：LOOPエボテックG5 LW7-9
ライン：OH＆D WF-7-F アイボリー/サンライズ（先端に35lbのブレイデッドループ）
リーダー：フロロティペット1X 1.2～1.5ｍのみ
フライ：イガイに似せた重いフライ
近藤記
