Saltwater Fishing記事 | ティムコ

佐藤 英治

2013.03.26

宮城県 春の真鱈祭り

真鱈の旬といえば、白子が入る11~1月いっぱいの釣りになりますが、 3~4月には産卵後の体力回復の為に約150~250mの深場から約50~100mの浅場にエサを求めて上がってきます。
産卵時はスローに誘ったりタコベイトをつけたり、エサ釣りの方が有利だったりもしますがこの荒食いの時期は比較的、産卵中より釣ることは簡単で、ベイトもメロウドやタコ他何でも口にする状況からジギングが最適です。

今回、昨年秋に開催された宮城県ジギングサーキットの参加船「柏丸」さんにお誘いを受け去年暮れに発売されたスロージギング専用ロッド オーシャンドミネーター「OD64CM」 とスロージギング用メタルジグ「slow」の使用でタラ三昧を満喫してきました。

水深は70m、潮の早さも判らないので150gのピンク/グロードットを使用。
船長の情報では下から10m程ベイトの反応があるとの事なのでリールは半回転のピッチで20mほど誘い、アタリがなければまた落とす釣り方。
この場所では同船者が一投目からヒット。
サイズは2~3kgがアベレージで朝から入れ食いです。
何度か誘うと私にもヒット! このサイズをOD64CMで釣り上げるのは初めてでしたが思っていたよりも簡単に上がってきました。

通常のスロージギング専用ロッドは、魚とのやりとりにあまり無理はできないイメージがありますがOD64CMはオーシャンドミネーターシリーズ共通の素材、ティムコ独自の「高弾性カーボンとザイロンのコンポジット」を使用しているので細く・軽く・そして反発力が強いのでトルクがあります。
このサイズのタラはゴリ巻きでも余裕で上がってきます。
秋に同じ場所で釣れる8kgのワラサにも対応できると感じました。

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この日はティムコスタッフ 田代島「はま丸」の濱さんも乗船。
同タックルを使いいとも簡単にタラを釣っていました。

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この後はポイントを移動しながらも、移動先ではどこでもタラが釣れ、実釣4時間でクーラー満タン早上がり。

アイナメも自己記録2番目の57cmも釣れて楽しい釣行となりました。

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宮城にもスロージギンが去年より少しずつ浸透し始めました。
青物にもスロージギングが有効な日があったり、岸際のロックフィッシュには少し早い時期に深場での根魚狙いなど使える場面が少しずつ見えてきています。

通常のジギングタックル+スロージギングタックル
ロックフィッシュ+スロージギングタックルなどの組み合わせで釣りの幅を広くし、お客さんに少しでも楽しんで貰えたらと思います。

翔英丸 http://shoueimaru.net/


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