今シーズンも渓流が解禁されてから、はや1か月が経とうとしている。
今春からシュマリ50Sに新色が追加された。どれもアユを基準とした新色で、バリエーションが豊富になり、川の状況変化や魚の活性状況に応じてルアーの色を選択することができるので、攻略法の選択肢が増えた。アピール度の高いオレンジベリーやホログラム系の方が魚の反応が良い時や、それほど派手さは無いゴースト系の方が魚の反応が良い時など、その日によって状況は変化する。同じ泳ぎのルアーでも、色の違いにより釣果が左右されるので私にとっては嬉しい限りである。
さっそく新色を持って伊豆の狩野川に行ったのだが、今年は2月中旬に降った大雪の影響で水温が上がらないのが原因なのか、トラウトからの反応が非常に少ない。釣り人も餌釣り、フライに関わらず、例年と比較してもビックリするくらい少ないのである・・・。「よっぽど釣れていないのかな～」と自分を慰めつつも、小さなアマゴ、ヤマメが数匹、自分と遊んでくれた。
残念ながら大物はゲットできなかったが、小さな魚でも「釣れる喜び」を再認識する一日となった。またこの日は既存ラインアップのHI-SPアユカラーと新色のスーパーアユの方が若干反応は良かったので、今回はあまりアピールの強くない色に軍配が上がったみたいである。しかし次回も今回と同じとは限らないのが釣りの難しさである。
次回はどちらが良いのか楽しめる悩みを抱きながら狩野川をあとにした。
