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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 富士五湖Part1 中田敬太郎 「西湖のワカサギパターン解禁!」

2013.05.20

富士五湖Part1 中田敬太郎 「西湖のワカサギパターン解禁!」

皆様、こんにちは。
今年もこの時期がやってまいりました。
西湖のワカサギパターン解禁!
春の表層系、グロッキー70Fのワカサギパターンがスタートしました!

もうご存知の方もいるとおもわれますが、水温が10度~14度の時期の短いタイミングでXディといわれる現象がおこる西湖の表層パターン。
 例年では5月後半には表層系の反応がよくなりだすのですが、今年はワカサギの接岸が遅かったこともあり、5月に入りこのグロッキー70Fでの釣果が目立ってきています。

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基本的にはシャローフラットの浜辺に産卵に上がってきたワカサギが、産卵を終えて表層に浮きだしたころが狙い目で、風下に産卵後の瀕死のワカサギが流されていくエリアに溶け込ますようグロッキー70Fをそっと浮かばせておく釣り方です。

基本的には浮かばせておくだけでドカンッ!といった単純な釣りですが、実はこの表層系パターンはフックアップが難しいことでも有名な釣り方で、出るけどフックアップしないといった話をよく耳にします。

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この釣りで一番重要なのはラインでフロロやナイロンではフックアップ率をさげてしまうのが難点。かならずPEラインを使うことがフックアップ率を大幅にアップさせるコツとなります。

なぜPEなのか?
それは、表層にラインが浮くPEの特徴をいかして、フッキングした瞬間にラインが水の抵抗を受けることなく水面から離れてくれることがフックアップ率をあげる一番の理由で、伸びの少ないPEだからこそフッキングパワーがルアーにダイレクトに伝わることで、フックアップ率を上げてくれるのです。もちろんリーダーは1メートルほど。

やはりPEだけではバスにラインが見えてしまいバイト率が激減してしまいます。
そしてPEラインでもロッドにパワーがなければフックアップすることはできません。

やはり表層系なので自分の立ち位置からルアーが遠い位置にあればあるほどバイトが出やすくなります。そのため遠くでもフックアップさせることができるパワー+ロングロッドのフッキングストロークが重要となってきます。

そこで私が使用しているのがGWT72SLP+J(グロッキースティック)とTPMX610SLP+J。パワーと長さの2つの要素を兼ね備えています。
この2本はPEラインを使用しても、トラブルが起こり難いガイドを使用しているため、グロッキーパターンや、ムシパターンなどのPEライン使用にも適したロッドと言えます。
 

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さて、フッキングのコツですがグロッキーはご存知の通り固定フックを採用したルアーです。メリットはバスからフックの存在が隠せるため、バイト率があがると言うこと。逆にデメリットで言えばフックアップが難しいことが上げられます。しかし、この表層系グロッキーはちょっと意識するだけで、格段にフッキング率を上げることができます。

先程のタックルバランスで完璧にフックアップ率は上がっているため、あとはフッキングのタイミングです。

私はグロッキーの背中に「ルアーインジケーター」を貼り、遠くルアーであっても分かるよう視認性を高めています。そうすることでバイトする瞬間が見えます。またバスがルアーの周りにいるのかいないのかと言う情報もルアーが見えることで正確にわかります。

表層系で一番フックアップさせやすいタイミングというと、バスがルアーにバイトした瞬間、水面から体が出た時が最もフックアップ成功率が高いです。ルアーが消えてラインが走ってからではもう遅いのです。
春のワカサギパターンはグロッキー70Fで、バイトした瞬間のフッキング!で決まりです!

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5月8日西湖。
シャッドにて、61センチをゲット!
西湖ガイドも受け付けております。
詳しくは中田ガイドサービスのHPをご覧ください。
皆様のご利用心よりお待ちいたしております。


タックルデータ
ロッド:GWT72SLP+J(グロッキースティック)、PMX610SLP+J
リール:スピニング2500番
ライン:キャストアウェイPE0.6号+FCスナイパー4ポンド(リーダー)
ルアー:グロッキー70F
カラー:シルバーフラッシュワカサギ、クリスタルシャートフラッシュ

 


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