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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 生野銀山湖Part9 安達裕 「北兵庫チャプター準優勝!」

2014.11.17

生野銀山湖Part9 安達裕 「北兵庫チャプター準優勝!」

こんにちは!フィールドスタッフの安達です。9月中旬に開催された北兵庫チャプター第6戦のレポートです!日本に数多くあるトーナメントフィールドの中でも、おそらく究極にタフな湖”生野銀山湖”。タフな状況のせいか自分の実力不足なのか解りませんが、今年のJB生野銀山湖シリーズ三戦を終え”ALLノーフィッシュ”。長い間この湖で戦ってきましたが、こんな悲惨な成績は初めてです。何とか自分を取り戻したく、約5年ぶりにチャプター参戦!!

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前日プラクティスでは湖全域を見て回り、感触は・・・・やはりいつもの銀山湖。本当に釣れません。ふと立ち寄った菅町エリア。秋の定番場所ではなく人気のない三流スポット。川筋真ん中に対して適当にキャスト。水深4mで生命反応がありフッキング!!上がってきたのが銀山湖では特別天然記念物とされるキーパーサイズ!!その後キャストを繰り返し、何と5キャスト4フィッシュ4キーパー!!更に入り直したり色々と試した結果解ったことは・・・・・・

①反応するのはノーシンカーか超軽量のネコリグのみ。シンカーの存在を嫌っているようだ。
②ラインは2lb。ミドルレンジで軽量ルアーを使うのに絶対必要!
③最大のキーはロッド。バイトは非常に浅く超甘噛み。高弾性のシャープな高感度ロッドはNG。バイトにはいち早く気付くが、フッキングすると全てすっぽ抜け。鞭のようなしなやかさを持ったロッド、フェンウィック・テクナGP・TAV-GP61SXULJを選択。バイトをティップで捉えるのではなく、ベリーで捉えるイメージです。長年愛用し続けた結果、いい感じに腰も抜けており理想的な弧を描きます!

エリアもタックルも絞れ、久しぶりに生野銀山湖でパターンが成立。そして翌日の本戦を迎えました・・・・

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試合当日・・・・・案の定、人気のないエリアなので誰もいませんでした。自信満々でキャストを続けますが、嘘のように沈黙。時刻はAM11:00。この時点でノーフィッシュ。やはりいつもの銀山湖かと・・・・・諦めかけた時、太陽の光が射し始め、風も無風に。この条件になった瞬間、待望のバイトが!!ベリーでバイトを捉え、アラミドヴェール独特のトルクと強靭さでフッキングに成功!!あとは主導権を与えず無事ネットイン!!

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ここからラッシュが始まり、何とリミットメイクに成功!!釣り方は全て同じ!そしてウエイン会場へ・・・・

やはり釣れておらず・・・・、結果は「準優勝」!!

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今回の試合で感じたことは、ロッドの重要性です。この手の釣りには必ず「矛盾」が存在します。鞭のようなロッドの利点は、バイトを多く取ることと、あえて感度を鈍らせ手元に伝わる情報を遅らせる効果。しかしリスクもあり、それはフッキングの甘さ。選択したロッドは、フェンウィック・テクナGP・TAV-GP61SXULJ。アラミドヴェールを身にまとったこのロッドは「剛柔」を持ち合わせています!!フッキングは勿論のこと、力強く復元していくトルクで、魚に主導権を与えません。2lbラインを使用していたので、無理はできない状況ですが、リールのドラグに頼らずロッドだけでコントロールすることができました!!

不甲斐ない成績の連続で真剣に悩んでいましたが、フェンウィック・テクナGPのお陰で調子を取り戻すことができましたよ!!

【タックル】
ロッド:フェンウィック・テクナGP・TAV-GP61SXULJ
ライン:サンライン・シューター目探2lb
ルアー:3.5"ストレートワーム
リグ:ノーシンカー or 1/96ozネコリグ
偏光:サイトマスター・キネティック(イーズグリーン・シルバーミラー)

 


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