フィールドスタッフの関口です。今年は(も?)なかなかBIGFISHには出会えてませんが、いろんなタイプのバスフィッシングを楽しんでいます。普段はリザーバーや琵琶湖で、ボートからの釣りが多いですが、フローターでの釣りにも独特の楽しみが。今回使用したのは、昨年秋に限定販売となりました「Fenwick FAV1660J B&J60TH」。
こちらは、3/4ozクラスのトップウォータープラグを快適に扱える、スローテーパーのキャスティングロッドです。Fenwickロッドといえば、カリッカリのトーナメント系を連想する方が多いと思いますが、FCシリーズなどトップウォーター専用の名作も数多くあります。FAV1660JはAV(アラミドヴェール)を纏ったブランクスで、従来の低弾性カーボンや、グラスロッドでは出せない調子を実現。見た目の細さからは想像できないほどのパワーを味わえます。まさに、オールドの皮を被った最新鋭シャフトであります。
しかも究極のトップウォーターブランド、Budd&Joey Companyとのコラボレーションと聞いて、発売前からかなり問い合わせの多かったロッドでもあります。特筆すべきは、そのブレのなさ!多くのトップウォーターロッドは、キャスト時に先端部分が「ボヨヨ~ン」となり、まっすぐ飛ばなかったり、手首に負担がかかったりすることがありましたが、FAV1660Jは曲がるのに「ボヨヨ~ン」がなく、腕が疲れません。狙った所にキャストが決まる!これで期待通り、バスが出てくれると言うことないのですが、自然はそんなに甘くはありません。だからまた行きたくなるんですよね。
こちらのロッドは、全国のテクナディーラーと、Budd&Joey取扱店でのみの販売で、既に売り切れてしまった店舗さんがほとんどだと思いますが、運が良ければ手に取ることができると思います。次の休みには、フローターとFAV1660Jを持って、どこへ行こうかな!?