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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 岡山Part34 塩見友広 「NBCチャプター西日本チャンピオンシップ その1」

2016.11.23

岡山Part34 塩見友広 「NBCチャプター西日本チャンピオンシップ その1」

11月13日に開催されました「NBC西日本ファイナル」に出場して来ましたのでレポートします。この西日本ファイナルの構成ですが、各地域で開催されているNBCチャプターの年間ランキング上位(参加人数×10%)から選出された選手らで競われたNBCブロック戦を経て勝ち抜いた精鋭上位5名らが集結し競われる試合。
 
 
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僕の場合は「NBC旭川(年間4位)」→「NBC中国四国ブロックチャンピオンシップ(4位)」→「NBC西日本ファイナル」って感じですね。西日本の各地域NBCチャプターから勝ち抜いた精鋭選手の集まりが、同じ土俵でプロ・アマ関係なく戦えるのが今回参戦出来たファイナル戦です。
 
 
2016年ファイナル戦の会場は徳島県・旧吉野川での開催。自宅から旧吉野川(以下・ 旧吉)までは瀬戸大橋経由で約2時間ほどの所で、岡山県からは時間的には意外と近いのですが、橋の代金が中型車(ボート牽引のため)児島→板野区間が片道7,020円と家庭持ちサラリーマンには少々お高めで、往復するとリールが買えてしまうくらいに(苦笑)。
 
 
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なので、ETC平日割引+夜間割(発23:00時→着00:12分)をフル活用すると3,910円になるので…、夜走りして四国への往来おススメします。。(平日の金曜日と祝日扱いの土曜日を股がないと意味なしになるので注意ですよ。帰りは日曜日の0時を過ぎて高速を降りる事です。)
 
 

【プラクティス】
 
プラ1日目 
 
久し振りの旧吉だったので、有給も使ってプラクティクスには一週間前の3日~5日の3日間と前日の1日の計4日間入ることが出来ました。まず初日は、支流の今切川をくまなくチェック!4年前のJBジャパンスーパーバスクラッシック㏌旧吉野川の時とほぼ同時期の開催なので、どうしても意識するのは「落ち鮎」の存在。ジャークベイトでザックリ流し始めるといきなり…
 
 
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1,300gの魚がサックっと!(ロッド:TPMX65CMP+J)更に…800gサイズもアッサリと!(ロッド:TPMX65CMP+J)もしかして落ち鮎祭り最盛期なのか!?ってのは最初だけで、ウイードにもリップラップにもアユもバスも居ない…居るのはボラ(イナッコ)と鮒の大群と… シーバス。
 
 
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一通り今切川を流し、上流側へ行き着いた石積でバス発見!試にライトリグを表層付近でピクピクさせると寄って来てバイトするもののすっぽ抜け。これはライトリグでも食う魚が多いのでは?と、ライトリグを試すと…、1,500gと1kgサイズがサクッと釣れる。!(ロッド:GW60CULJ)(ロッド:GW60SLJ)周辺の三ツ合橋付近でもサイトで魚を確認して初日は終了。
 
 

プラ2日目
 
2日目は、旧吉の上流から三ツ合堰までの区間をくまなくチェック! 前日に地元ガイドの赤松さんと、某サポートスタッフの浦川さんと話す機会があり、トーナメントエリアよりかなり上流で落ち鮎祭りが始まったの事を聴き、エリア内上流を丁寧に見て回るが、祭りの兆しでもあるナマズと二ゴイの姿に混ざりバスの姿もチラホラ…。しかし、肝心のアユの姿は見られず、意識しすぎると練習リズムが悪くなるので軽く流して各エリアをチェックして回る。すると・・・。ジャークベイトで太った1.800gサイズが!(ロッド:TPMX65CMP+J)よく見るとサイトで太った黒い個体の2kg弱までがポロポロ見えるので、閃いてリグったシャッドテールワームのジカリグで、反転流の掛るアシ際を探ると…。
 
 
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痩せた型の1kgサイズがすぐに食って来た!(ロッド:GW610CMHP+J)深追いはせずにエリアキープ。よく似たエリアでも…。ちょいやせ型の1.500gがジャークベイトで!(ロッド:TPMX65CMP+J)それ以上は見て回る程度に流してエリアキープで2日目も終了。
 

 

 
プラ3日目
 
この日は旧吉の下流域へ。向かう途中から、2日間のパターンを振り返ってみて、インサイド側がキーではないかと感じていたので、三ツ合堰抜けての新高橋上流のインサイドのパラアシをサイトすると…。 上流で見えるサイズとコンディション程ではない物の、白っぽい色の個体の目測1.500gまでの群れを発見!他選手も近くにいたので、行動を確認だけをしてその場を後に。似たような雰囲気の場所をジャークベイトで流していると…
 
 
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1,200gサイズがブレイクラインから食い上げてきた!(ロッド:TPMX65CMP+J) 中下流の馬詰橋付近でもチェイスして来た1本とウィードにスタックしたジャークベイトに5本くらいの1kgオーバーがガン見している状況の場所もあったり。更には、最下流域では落ち鮎?のような姿を見たので群れにジャークベイトを直撃すると…
 
 
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掛って来たのは…、元気なメスの鮎?まだ瀬がある上流へ上がって産卵する個体の群れなのか…。近くでバスの姿を確認出来なかったので、動きが早くてバスがリンクしきれてない様子。ただ、インサイドの岬の裏やフラットのブレイクに居付くようにして群れているバスの存在と、ベイトっ気が無いエリアがほとんどなのにジャークベイトに好反応するバスの行動とが繋がった瞬間でした。その他にも数本の魚有り(他選手が近くに居たので写真撮れず)。

 

3日間のプラクティクスの状況から。落ち鮎は存在しない事は無いけれども、メスの鮎が群れで川を往来している状況を待ち伏せて捕食するバスの群れがインサイドのエリア内をスクールしている状況なのかなと…。全流域に獲れる魚は存在するけれども、居る所と居ない所の差がはっきりしていて、タイダルの増減により刻々とレンジが変わるのでエリアとして広く釣って行くことが重要だと認識。3日間で800g以下の魚を手にしてない!(正解に限りなく近いのか?)この3日間を基に4日目を本気で釣込めば3本4.500gオーバー、目標は3.500g程かなと。。 しかし、懸念材料も…
 
・水温が更に下がり、1週間後に本格的な落ち鮎パターンになってしまう事。(朝16℃ 昼18℃)

・本戦の水門開閉(水位の増減)リズムをプラクティクス中に経験しておらず、本戦中には水位が高い事。

・大潮目前の数年振りなスーパームーンで夜に魚が捕食行動をしてしまうのか…。
 
などが最大の懸念材料…。
 
 
そんな感じのプラクティクス3日間でした。 前日プラ&本戦に続く…。
 
 

【タックルデータ】
 
(ジャークベイト)
ロッド:TPMX65CMP+J
リール:タトゥーラTypeR100HL
ライン:東レ エクスレッド12lb
ルアー:130mmミノー
 
(ジカリグ)
ロッド:GW610CMHP+J
リール:SSSV105XHL
ライン:東レ エクスレッド16lb
ルアー・リグ:シャッドテールワーム4.8in・ジカリグ10g

 
(ライトリグ1)
ロッド:GW60CULJ
リール:16アルデバランKTFフルコンプリート
ライン:東レ エクスレッド6lb
ルアー:ECOスイミンバレット4.8㏌・ネコリグ0.6~0.9g or ジグヘッドワッキーリグ1.8g
 
(ライトリグ2)
ロッド:GW60SLJ
リール:イグジスト2506
ライン:東レ エクスレッド4lb
ルアー・リグ:高比重4inストレート、PDLミニラバ0.9g+高比重ストレート・ノーシンカーリグ
 
偏光:サイトマスター ワンエイティーマッハ イーズグリーン
 
ウエア―:SCDSフーディー

 


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