房総リザーバーをメインにフィールドスタッフとして活動させて頂いてる里見孝司です。今回は房総最後の楽園と言われる戸面原ダムに行った際のフィールドレポートを書かせて頂きます。
この日は8月下旬と言えど朝の気温が18℃と少し肌寒い朝でした。出船直後にシャローの岸際には40upのスクール、魚探の2D画面では水深2~3mのボトムに魚の群れが映ります。朝の気温が低かった事もありクリーピーミノー2.7で入れ食いのサイズは2~3mのボトム付近に沈んだと考えられました。
上流の状況を見に登って行き岩盤にマルチウォブラーのフリーリグで幸先良くキャッチ。また上流部の倒れている竹の先端にバスを見つけキュアポップスピン7gのスピナベサイトでキャッチ。
ドンドンと上流に登って行きますがボートの存在とエレキの音で見つける前に逃げだすバスばかりで、逃げたバスが隠れそうなアオヤロウにハッタクローラードバのベイトネコで複数キャッチしました。
その後、本湖に戻り朝に見つけていた水深2~3mのボトムに居る魚の群れを狙ってクリーピーミノー2.7のダウンショットをボトムまで沈めて見ますがショートバイト。次にクリーピーミノー2.7のダウンショットで中層をミドストすると複数匹キャッチ。どうやらボトムに魚は居るものの、魚の目線より上の物に良く反応する感じでしたので、本湖の縦ストにクリーピーミノー2.7のダウンショットのミドストでも複数キャッチする事が出来ました。
最後の最後にワカサギの群れが噴水の様に湧きバスがボイルする光景を目にしましたが、現在この様な光景を目にする事の出来るフィールドは殆ど無くなりました。
戸面原ダムボートセンターでは2017年にブラックバスにレンタルボートを貸し出して以来、限りある魚の数を守る為にボートの台数制限やライブウェルの禁止、ワカサギの放流等を行っており、その結果この様な状況が生まれたり房総最後の楽園と言われる由縁となって居ます。
最後になりましたがハッタクローラードバのベイトネコに付いてですが、ロッドはフェンウィックPMX66CMJなどの柔らかいのに張りがあり、曲がる程に反発力が生まれる柔よくは剛を制すロッド。ネイルシンカーはスリムタイプのネイルシンカーでは長く、ハッタクローラードバの動きを殺してしまうので、ネジ込み式のネイルシンカー5.3gを使用しました。
パワーフィネスで使う場合は1.8g~2.2gのネイルシンカーがおススメです。ハッタクローラードバもハッタクローラーミニ同様にエラストマー素材で出来ており通常のワーム素材と異なった動きが出せる様になっております。
【タックルデータ】
ロッド:フェンウィック・リンクス64CMLJ
リール:SLX MGL
ライン:フロロ12
ルアー:キュアポップスピン7g
ロッド:フェンウィック・リンクス64SXULJ
リール:C2500HG
ライン:PE0.3号、リーダーフロロ4ポンド
ルアー:クリーピーミノー2.7 DS1.3g