皆様、こんにちは。フィールドスタッフの安達です。先日行われました、JB生野銀山湖最終戦の模様をレポートします。
季節は9月下旬。朝夕の気温は低いが日中は30℃。秋でもなく夏でもない中途半端な状況で気付いた点は・・・
- まだワカサギは群れておらず、当然バスもディープを意識していない
- ディープに少量のバスはいるが朝以外は喰わない
- ディープやミドルレンジの攻略はベイトではなく縦ストラクチャー
- エリアはインターセクション下流側にできた新しい倒木か、黒川の岬アウトサイドの岩盤
- 黒川上流のインレットゴミ溜り周辺には大型個体が多く、タイミングを見計らいサイトフィッシング
これら情報の中で可能性を感じたのが、インターセクション下流側の倒木。倒木は水深10mの場所にあり、ボトムから水面まで縦に聳え立っている巨木。枝の形状は複雑で、下流側とショア側に枝が張り出し、多くの魚を供給している。釣り方はシンプルで倒木目掛けてキャストし、フォールさせるだけ。狙いは魚探に映らない倒木中層にサスペンドしているバス。必要なロッドは一本のみ。超軽量・超高感度のショートロッド、フェンウィック・ACES53SULJ。組み合わせるラインはPE0.3号&リーダー4lb。リグはストレートワーム1/32ozネコリグ。
こんな戦略を抱き、試合当日を迎えた。運よくお目当ての倒木に入ることができ、倒木下流側とショア側を丁寧にキャスト&フォール開始。下流側の枝の張り出しにキャストし、水深5m付近フォール中に小さなバイトが!フッキングも決まり、ロッドが大きな弧を描く・・・・明らかにデカい!魚は倒木の中に逃げ込もうとするが、ロッドのトルクで何とか危機を回避。3分程格闘し無事ネットイン。
今の銀山湖では超貴重な2kgフィッシュを幸先よく仕留める事が出来ました!その後、同じ釣り方で一本キーパーを追加し、トータル2100gで準優勝!!
ショートロッド(ACES53SULJ)の利点は・・・・
- キャスタビリティに優れている
- 軽量なので扱いやすい
- ティップと手元が近いのでバイトの伝達が良い(高感度)
- 繊細なアクションが可能
- フッキングした際のパワー伝達が良い
今回の様な大型サイズとファイトは若干デメリットもありますが、ライン選択とドラグ調整をしっかりしておくと、難なく捕ることができます!ボート釣りだけでなくオカッパリの近距離戦でも必要不可欠なロッドとなっています。これから秋本番!皆様、バスフィッシングを楽しんでくださいね!
【タックルデータ】
ロッド:フェンウィックエイシス ACES53SULJ
ライン:PE0.3号&リーダー4lb
ルアー:ストレートワーム1/32ozネコリグ