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長谷川 武宏

Bass Fishingプロスタッフ長谷川 武宏 野尻湖攻略ガイドPart33 「スポーニングからアフターへこれからが面白い野尻湖」

2013.06.17

野尻湖攻略ガイドPart33 「スポーニングからアフターへこれからが面白い野尻湖」

皆さんこんにちは!

先ずは、この魚!!! 琵琶湖ではありませんよ!野尻湖です。レンタルのゲストさんが釣った62cmのビッグバスです。

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因に、2インチのワームだとか…野尻湖らしい、っていうんでしょうか(笑)
町営駐車場方面でも、60UPのラージが出たときいていますので、どうしたのオ?って感じですね。さらに、5月の末に50UPのスモール、そして6月の一週目に私も50ジャスト!と昨年に続きビッグスモールが出ています。

ゲストさんではなく、私が50UP釣ってしまったので、本当に残念なのですが、嬉しいことに釣れたワームは新発売の「PDLスーパーフィネスクローラー」カラーはコーラ。ネコリグのドラッギング中で、バイトが結構遠のいた時に、試しに!と投入して2投目でした。(ゲストさんはお一人でしたが、基本私は殆ど釣りません)

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今年の野尻湖は、季節的にも2週間くらい遅れている、と地元の方も言っていましたが、スポーンも本当にダラダラ。5月の終盤には一度、魚が大きく動き一気に増えはしましたが、例年よりも短いスポーニング期と感じています。6月一週目位からアフターへの移行も進み始めています。このスポーニング期、私的には今年のキーは超シャローでした。

先の50UPもシャロー、というかドシャローです。水深にして30cm足らず。エリアには、遠くからエレキで進入し、ロングキャスト+ラインを出したままボートを少し動かし、距離を離してレッシャーをかけずにアプローチ。私はもちろん、もう1本の50UPのアングラーの方も、良くガイドに乗って頂く方なので、アプローチにはかなり気を遣っていたはずですね。

スポーニング後期から終盤にかけては、3m付近には最後の仕事を勤めたオスのスモールが多く、サイズ的にも超ビッグ!とはいかないことが多いのですが、こんな時期、狙いは超シャローもしくは6m~8m付近のディープだと思っています。すでに6月10日のガイドでは、7m前後のラインでバイトも頻発に起こり、入れ喰いも目撃!という事も経験しています。また、49cmというビッグも出ています。

 春の楽に釣れる時期も面白いかと思いますが、これからが本当の野尻の醍醐味ではないでしょうか?エビパターンを基本に、ライトキャロ・スモラバ・フットボールジグ・ネコ・そして表層系と…選択肢も増え魚とのやり取りもさらに面白くなってきます。その後には、シェイキーバグのムシパターンも控えていますし…(笑)

 さて、今シーズン超話題のテクナPMXですが、私はスピニングでは61SXULJをネコに、610SLP+Jを表層系に、ベイトは70CMJをフットボール、ビッグバドに導入し、これからがとても楽しみです。

一昨年から研究してきましたネコの釣りも、ドラッギング、フラットの止めネコ、バンクの止めネコ、と3つに区別して、より釣れる様になってきました。もちろんサイズもGoodです。連日20本から30本以上、3日で100本!という豪の方達も…(笑)是非、私のガイドでその面白さを味わって頂きたいですね!

これからの野尻湖は、アフターパターン基本になってきますが、昨年同様エビパターンに…と予想しています。ネコはもちろん、ライトキャロやスモラバなども面白い季節になってきます。表層系、そうボイルパターンも起って来る事と思いますが,特に気を使っていただきたいのが「ルアーのカラー」です。
この春も、グリーンパンプキン・スカッパノン・コーラという3つのカラーが非常に強力でしたが、その中でもスカッパノンの強さは群を抜いていました。ガイドのゲストさん達も皆さん終了時には、口を揃えて「カラーなんですね!」と言っていたのは事実です!

野尻湖は「風を読み、水を感じ、色を極める」この三点を意識して野尻湖の釣りを楽しんで下さい。今、シーズンからTWITTERも始め、タイムリーに情報を!と思っていますので、初心者ですが、宜しくお願い申し上げます。

それでは!


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