Bass Fishing記事 | ティムコ

長谷川 武宏

2019.05.07

2019野尻湖開幕!

皆様こんにちは!ティムコプロスタッフの長谷川です。4/27日からいよいよ野尻湖の2019年シーズンが開幕致しました!今シーズンも宜しくお願い致します!

 

早速ですが今回は解禁直後の野尻湖の状況をレポートさせて頂きたいと思います。今年の解禁初日は朝から雨、そしてミゾレに変わり夕方から雪(時折吹雪き状態…)へという荒天で、解禁を楽しみに訪れたアングラーの皆様も厳しい自然環境に直面して散々なめに…という感じでした。

 

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水温は昨年の同時期よりも若干低めで10℃前後。この雪によっていきなりの冠雪となった妙高、黒姫山から吹き下ろして来る北風はとても冷たく、この原稿を書いている今現在も晴れていてもまだ寒い!と感じる状況です。例年の野尻湖は秋から冬にかけて大規模な減水をさせ、春の解禁付近にかけて雪解け水を流入、そして満水へともってくるのですが、昨年から今年にかけては水を落とす事なく年越しとなりました。当然、湖に保持している水は例年のフレッシュな状態と異なり、持ち越しの古い水ですので、濁りも若干強めで深場は酸素量が少ない事が推測されます。それが今後季節が進むにつれて、どの様に水中の生き物達に影響を及ぼすのか懸念されるところです。

 

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さて、今年の野尻湖スモールマウスフィッシングですが、ティムコから最強のウェポンが発売されました!早春は何といってもリンキンスイマー3”がお勧めです。この時期非常に有効なジグヘッドスイミングだけでなく、ノーシンカーによる表層タダ巻きにも、とても有効なワームです。実際、解禁当初から連日このワームで驚異的な釣果があがっており、私の一押し!のアイテムです。

 

野尻湖に強いホログラムピンク、リアルワカサギを基本にジグヘッドスイミングなどで使用してみて下さい。ジグヘッドスイミングでは1/32ozジグヘッド、フロロ3lbラインの組み合わせ、そしてロッドはこれも今シーズン発売されましたエイシスシリーズのACES64SXULJ“Mid Strolling Special”がお勧めです。スローなタダ巻きからの向こう合わせになりがちなスイミングの釣りでは、このしなやかなティップがミスバイトを軽減してくれます。同時にローテーパーシャフト特有のしなやかなミドルセクションが軽量ルアーの遠投をアシストしつつ、しっかりとバットパワーを発揮するテーパーデザインとすることで、遠くでバイトしたバスも確実にフックアップすることが可能です。

 

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また、1/16oz前後のジグヘッドを用いた正統派ミッドストローリングであれば、ACES64SULJ“Mid Strolling Specail”が活躍してくれます。ミドストで組み合わせる私のお気に入りワームはスーパーシャッドシェイプや、シャッドシェイプワームです。特にスーパーシャッドシェイプはボディが中空になっており、その中にホログラム的なフィルムを挿入するチューニングで効果を上げています。特にこのワームはロールが強い方が有利な時に強力な威力を発揮してくれます。ミドストでは、ロールアクションの強→弱という特性によってワームをローテーションさせています。お気に入りのワームのロールの強さを是非観察、理解してローテーションしてみて下さい。ミドストのラインはやはりフロロの3lbを基準に考えています。

 

この時期接岸してくるワカサギがシャローなどの表層に見られるようになってくれば、I字系の出番です。リンキンスイマー3”はノーシンカー(私はマスバリの通し刺しで)で表層付近をゆっくり引いて来る、というパターンも非常に有効ですので是非試してみて下さい。

 

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このコラムを書いているゴールデンウィーク後期では、まだスモールマウスはシャローに上がりきっていない感じで、慌ただしくブレイクラインを基点に上がり下がりを繰り返しているイメージですが、季節が進行するにつれてスモール達はどんどんシャローへ固執しだしてきます。その様な状況になってくるとサスペンドシャッドなどのドラッギングジャーク、ネコリグといったパターンも始まってくるでしょう。

 

今回ご紹介致しましたルアー、ロッド以外にもティムコ製品はまだまだ野尻湖用!と言っても良いアイテムが多く発売されています、今回紹介しきれなかったアイテムに関しては次回またお話させて頂きますね。

 

それでは、今年も野尻湖で良い釣りを!

 

 


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