初めまして、ティムコプロスタッフの落合みゆきと申します。簡単ではありますが、この場をお借りし自己紹介とご挨拶をさせて頂きます。
【職業】
東京湾フィッシングチャーターボート(船長)
【活動】
(株)ティムコ ソルトウォータープロスタッフ
オーシャンドミネータージギングサーキット運営責任者
【ご挨拶】
本日に到るまで、沢山の方々に支えて頂き、今もまだ現役で活動させて頂けていることに心から感謝申し上げます。時間の流れは早いもので、船の仕事につき24年になります。これからは沢山の方から多くを学ばせて頂いたことを、しっかり次世代に繋げていけれるよう今後も、活動して参りたいと思います。
(株)ティムコさんとのお付き合いも長いのですが、今後ともご指導宜しくお願い致します。ご参考までに読んで頂けたら幸いです。
さて、本日の狙いは、太刀魚。
東京湾の太刀魚ジギング船は年間を通しても大人気なジャンルです。船宿でお勧めしているジグ側のシステムは、フロントフックにトリプルフックを装着し、リアにはトリプルフック又はフォース(四本)フックを装着します。東京湾では太刀魚を狙っていると、外道にワラサ・サワラ・マダイ・トラフグ・マハタなどの高級魚が混ざる事もあります。また、あたりは出たものの…?フックがグニョグニョに曲がっていたという経験をされた方もいると思います。一概には言えませんが、可能性として高いのは【マダイ】。相手がマダイだったとしたら。本当に悔しいですよね!当然メインは太刀魚ですが、マダイが釣れたら!それはもう~頭の中は『どうやって食べようかな~』となります。
こんな幸運がアナタにも訪れる日が来るかもしれません!そこで私がお勧めしたいのは、曲がりにくい強いワイヤーを使用した針を装着すること!マダイのアゴの力は非常に強く、歯はもの凄く固い魚です!手を入れたら大変な事になりますし、病院行きになるほどの危険な口です!私が使用する針は、がまかつのRB-MHバーブレス#3です。
(特徴)
●針先がまっすぐ
●刺さりが良い
●ポイントも削れにくく曲がりにくい
●長時間の使用に耐えられる
※バーブレスをお勧めする意味は、貫通精度を高めるためです。ふところまでしっかり刺さっていないと、伸びる確率が高くなります。外れてしまわない?と不安になる方もいますが、外れる要因はバーブレスにしたからだけではありません!
●ファイト中の操作(ポンピング)
●ドラグ調整(閉めすぎ又は緩すぎ)
万が一、大型らしき魚がフックアウトしてしまっても、釣りは毎回修行です!悔しいけれども次に繋げていこうではありませんか。考えて用意したタックルが、トラブルだらけでイライラする日もあります。何故?あの時バラシてしまったのか?何度通っても完結までたどり着けな。だからこそ夢中になってしまう。装着する道具でアフターも釣果も異なります。宜しければ上記を試して下さい。
【当船の実釣結果分析】
太刀魚のポイントにて
水深:75m
天候:晴れ
★使用ジグは、オーシャンドミネーターセンターバランス150g(駿河湾/伊勝丸カラー)
【ヒット時のアクション】
着底からデットスローで、小さく小さくワンピッチの巻き上げ中にヒットしました。
【一緒に考えよう】
この日の潮は全然流れず、魚の反応も薄くバラバラになっていたため、捕らえた反応に素早く落とし込めるよう、比較的ボリュームはありますが、フォール中のアクションを考え(魚にしっかり見せる)オーシャンドミネーターセンターバランス150gを装着していました。このジグは角が少ないため比較的真っ直ぐに落ちるよう設計してあります!フォール中の水の抵抗を利用しながらヒラヒラ落とすか、または落とすスピードで魚に興味をもたせるか、見た目が似ているジグは山ほど販売されていますが面や角の設計で動きも落ち方も全く異なります!
【キーワード】
●潮の流れは緩い
●反応も薄い
●ジグの形状さて、皆さんはどのようなイメージが出来ましたか?
【本日の目玉マダイ】
釣り人:斎田様
63cm/3.6kg
メインは太刀魚とイナダで、おかずはしっかりキャッチしました。
★マダイの口側に掛かっていたフック
(がまかつRB-MH#3バーブレス)
★この日のリアフック
(がまかつトリプル120アウトバーブ#2)
※東京湾のシーバスジギングで多くの方が使用しているフックです。この針はフロントのRB-MHに比べるとやわらかいワイヤーを使用しています!返しが欲しいなf^_^;だって不安だもんと思う方は、テーリングを回避しやすく針の軸側に返しが着いているものよりもトラブルは少なく済みます。装着するフックだけでも考える事が山ほど!楽しいですね~。
お読みになってるアナタにも!思い出に残る魚が釣れますように。引き出し増えたかな~。