オービスからとても参考になる記事が届いたのでご紹介いたします。
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オービス・フライフィッシング・ラーニング・センターのビデオクリップでは、トムとモリーが基本的なメンディングについて議論しています。トムが指摘しているように、メンディングは非常に明白で直観的なものであるために、多くのアングラーが混乱しているように思います。上達するための唯一の近道は、実際の様々なスピードの流れの水の上で練習することにつきます。正しく行われているのかどうかはフライの動きが教えてくれるでしょう。長いデッドドリフトはメンディングが正しく行われていることの確かなサインとなります。反対に、水面を滑走するインディケーターや水面をドラグしながら横切るフライはいくつかの問題があることを示しています。それでは良いメンディングを行うための5つのコツを挙げていきましょう。
1.フライラインが水面に触れると同時にメンディングすること
一度ラインが水面にしっかり乗ってしまうと、水面に貼りついてしまいます。その後にラインを動かそうとしてもテンションが強く、フライを引っ張る力が発生してしまいます。
2.水面近くのロッドティップからメンディングを始めること
ロッドティップの先端から多くのラインスラックが垂れ下がっていると、動かしているのは水面にあるラインではなく、スラックです。メンディングを始める前に素早くストリップしてこのスラックを取り除かなければなりません。
3.蝶番となるポイント(つまりメンディングされる部分とされない部分がぶつかるところ)は異なったスピードの流れの分かれ目に発生させること。
十分なラインをメンディングしないと流れはラインを引っ張ってしまいます。逆に多すぎるとフィーディングレーンの外へフライを引っ張ってしまいます。
4.メンディングの間はロッドティップを頭より高く上げること
これでより多くのラインのピックアップを可能にし、水面でのラインドラッグを防ぎます。
5.自信をもってメンディングすること
中途半端なメンディングは十分なラインを動かすことができません。おそらく最初の何回かは多すぎてしまって、ラインと一緒にフライまで上流に動かしてしまうことになるかもしれません。しかし何回か練習すれば、フライを動かすことなくラインを動かすのに必要なパワーが分かるようになるでしょう。
モリーが言うように、「習うより慣れよ」です。そうすれば、水のテンションがどのようにラインに影響し、ラインを動かすのにどのくらいの力が必要なのかの感覚をつかむことができるでしょう。
出展 ― ORVIS NEWS 「Classic Pro Tip: How to Mend Your Line For a Better Drift」