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Trout Fishing社員ブログ 色付く桂川尺ヤマメ

2017.08.07

色付く桂川尺ヤマメ

「久しぶりに朝から桂川に行こう!」

 

そう思い立って、今回は大月方面に向かって車を走らせる。ここ何回かの桂川釣行は午後から都留方面への出撃ばかりだったので、朝からの大月は少し新鮮に感じた。この時期の大月は釣れれば尺絡みだ。40クラスも狙えるが、総じてマズメの短い時間の1か0の釣りになってしまう。解禁から散々ルアーを見てきたうえに、連日鮎師の人影と水中を走るラインに過敏になっているから、とっても手ごわい相手なのはいうまでもない。

 

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ポイントに到着すると思っていた以上の渇水状態で、淵に至っては淀みすぎていて釣れる雰囲気まったく無し・・・。気を取り直し「釣れるならば酸素量のある瀬の白泡絡み」と予想。シュマリ50FSを流し込んでいく。しかし渇水の影響で水の押しが弱く、いつもの気持ちでルアーを落とし込むとあっという間にボトムに着いてしまう。立ち位置の調整とラインコントロールでいつもと違う角度でルアーを流し込んでいくのだが、ルアーが水を掴んで泳ぐ感じがまったく無い。今日は0の日か…。

 

そう思いながら次のポイントのことを考えルアーをキャストしていくと、ロッドの先からわずかに違和感が伝わる。魚の魚信ではなく、短いスポットでルアーがしっかりと流れを掴む感覚が得られたのだ。白泡が立ち、流速もしっかりしている。魚が出るならばこういう場所しかないと思い、再びルアーを流していく。ルアーがいい流れに差し掛かっているところで、ラインスラッグを出しルアーをふらつかせるとドンっと魚がヒット!!

 

②

 

 

ヤマメカラーに反応してくれた31cmのみごとな夏ヤマメだ。瀬でかかったこともあって、かなりスリリングなファイトにヒヤヒヤしたが、狙いの魚が釣れてホッと一安心。魚がナーバスになっていることも考えラインを叩くようなトゥイッチではなく、スラッグを出すやわらかいアクションにしたおかげか、ガッチリとフッキングしていた。渇水の影響か側面の色模様が美しく艶やかに出ている。

 

③

 

 

餌を捕食する場所も少ないのか、若干細い尺ヤマメだ。魚の着き場、体色、コンディション、すべてが渇水に影響されていた1匹に感じる。雨が絡むタイミングか、水量が復活したときに釣行できるのなら、今回よりもサイズアップが望めそうに感じられた今回の桂川。私はサンデーアングラーなのでタイミングは選べないものの、この夏もまだ見ぬ桂川40ヤマメを狙っていきたいと思う。

 

【タックルデータ】
エンハンサー RIVER TREK EH64ML
シュマリ50FS 197HGヤマメ+

 

スタッフ田崎

 


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