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Trout Fishing社員ブログ 夏の桂川で新作ミノーテスト

2019.08.06

夏の桂川で新作ミノーテスト

ここ最近うだるような暑さの35度を越える日々が続く。トラウトフィッシングには少々厳しい季節がやってきたが、こういうタフコンディションな時にこそ結果を出してこそのテストだと割り切って、今回は桂川へといってきた。当日も35度を越える猛暑日。早速プロトのミノーを結び、釣りスタートだ。

 

t1

 

テンポ良く釣り上がっていくものの、反応は極端に悪い・・・チェイスもバイトもまったく無い・・・渇水のせいか流れの生まれているポイントが少なく、深みがあっても水がゆっくりと流れてしまっているのでそこからは反応が無い・・・浅くとも白泡の立っている荒瀬にルアーを投じると一瞬だけ反応する姿が見えた。同じようなシチュエーションを集中的に狙っていくと、小さいものの今日初の魚信が。

 

t2

 

その後も同じようなところを丹念に探っていくが、チラホラとチェイスはあるものの反応が悪い。たまにバイトがあるものの、食いが浅くフックアップまで持ち込めない。渇水の中、ようやく水通しのいい深瀬に出会えたところで1本追加。

 

t3

 

その後は深瀬を求めて小場所を撃っていくがやはり反応は薄く、お目当ての深瀬に辿り着いたところで沈めたルアーに大きな影が迫ってきた。何度かトゥイッチを入れたところでルアーをひったくられる。魚はかかった途端に荒瀬をグングンと登っていき、流芯で派手にジャンプを披露。ラインが太くは無いので強引なやり取りはできないが、ロッドのパワーを活かしてどんどんプレッシャーを掛けていく。流芯から出たり入ったりをしばらく繰り返したものの、最後はなんとかランディング。

 

t4

 

コンディション抜群の50アップ。こんな真夏に釣れてくれるのは嬉しい限りだ。渇水とあって、これだけのボリュームを隠してくれるポイントが少なかったので、荒瀬にいたのだろう。回復しきってピンと張ったヒレと、ズシッと手に乗る重みが嬉しい1匹であった。

 

t5

 

その後も深瀬を探してポイント移動を繰り返していくと、いい感じのポイントにたどりつく。ルアーを中層まで沈めていき、流れに馴染ませていくといいサイズの魚がルアーを追いかけ始めた。連続してトゥイッチを入れていくとカケアガリのところでルアーに食いつく。かかったとたんに魚がグルグルと回るので、いつバレてしまうかとヒヤヒヤしたものの、しっかりネットイン。

 

t6

 

夏らしいコンディションの29cm。キャッチしたときには尺を確信したものの、残念ながら少~しだけ足りなかった。とはいえ、時間は11時。すでに気温は30度を優に越えていたので、そんな中この魚が釣れたこと自体がありがたい限りだ。

 

今回はなかなかタフなコンディションの中でのテストだったが、それでもこれだけの結果が出たので、ルアーの仕上がりもなかなかいい感じになっているのではないだろうか。まだまだテストは続くので、この後のテスト模様も楽しみに待っていて欲しい。

 

【タックル】

ロッド:エンハンサーカタリストEHCT-59ML-2
ライン:PE0.5号×フロロ5lb
ルアー:プロトミノー(2020年春発売予定)

 

スタッフ田崎

 


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