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Trout Fishing社員ブログ ラクス50S/60Sとイメル50S、使い分けのヒント

2021.05.11

ラクス50S/60Sとイメル50S、使い分けのヒント

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ラクス50S/60Sとイメル50S。50サイズは両方ともオールラウンダーミノーと銘打ち、ラクス60Sは様々なフィールド・シチュエーションでトラウトを魅了となっていますが「どのように使い分ければ良いのか?」と思う人は多いと思います。今回は実釣時にうまくはまった例を紹介するので参考にしていただければ幸いです。

 

釣行時は前日の雨により増水。車を停めて用意していると地元の畑作業の方が来た。初めての川なので、大丈夫だとは思ったがこちらから「おはようございます。ここに車置いて大丈夫ですか?」と確認。すると「大丈夫だ~、ここは初めてか~。昨日の雨で増水しているから流されないようにしろよ~」と言ってくれた。地元の人がいれば極力声をかけておく方がトラブルも少なくなるし、色々情報を教えてくれる時もあるのでオススメだ(なぜか、かぼちゃとか野菜をもらったこともある)。もし、駐車が問題になるのであれば、大丈夫な場所を聞くなどして欲しい。

 

川の様子を見ると、十分釣りになる透明度ではあるが、確かに流れが強い。「ギリギリ釣りになるかな?」と言った感じであったが、やはり注意しろと言われるくらいの増水のようだ。実際一か所だけ股下の水深にもかかわらず、ウェーディングスタッフを使用しないときつかった所があった。

 

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増水したとは言え、入渓地点はそこまでの水深ではない。シーズン初期で水温も上がっておらず、ガンガン追ってくる感じではないと思われる。そこで「やや流れが弱いところを少し魅せながら釣ろう」とファーストチョイスはラクス50Sを使用。流れが強いのでヨレや少し流心から離れたかけ上がり、深みもなるべく対岸のエグレなどを狙い流していくことにする。

 

すると流心からちょっとずれた、流れの弱いかけ上がり部分でヒット。寄せてくるとイワナであったが撮影する前に逃走。やはりやや弱めの流れ部分によっているようだ。その後同じような場所を集中して狙うも今一つピンとこない。ラクス50Sでは通常ならもう少し下に入るであろう場所も、流れになじまずに通りすぎてしまう。深みがある場所は狙いたい水深に行く前に流れ切ってしまうような感じを受けたので、ラクス60Sにチェンジ。深場を狙うと直ぐに綺麗なヤマメが釣れてくれた。

 

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気を良くし暫く60Sを使うが後が続かない。大場所の淵っぽい所は良いが、他の場所では「気持ちフォールが早いのかもしれない」と感じ、今度はイメル50Sを選択。狙い通りこちらの方が水なじみは良い。ラクス50Sに比べるとやや沈下が早いことがはまったのか、小型ではあるが飽きない程度にヤマメが反応してくれるようになる。ラクス50Sほどではないが一瞬でも水平に止まってフラッとしてくれるのも良いのだろう。ライトニングウォブラーも使用したがこちらはフォールスピードが速いのか反応は悪かった。

 

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その後はイメル中心に使用し、深場、浅場でも、より流れの強い場所はラクス60S、流れが弱い浅場はラクス50Sと回していく。ラクス60Sに関しては「渓流で60クラスは大きいのではないか?」と思う人も多いだろうが、20cmに満たないヤマメがしっかりとヒットしてくれるし、ラクス60Sは流れに強く、深場は当然として浅場も狙いやすいので思いのほか出番は多い。ラクス50Sやイメル50Sで反応が今一つの時、何度かラクス60Sを流してから50Sをキャストするとあっさりと釣れることもあるので、20cm前後が多い小場所や渓流域でも是非試してもらいたいサイズだ。

 

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最後は堰堤の大場所。当然何時もよりも強く水が流れているので、ここは初めからラクス60S。落ち込みにキャストし、流れに乗せてしっかり沈めてから誘っていくと、手前のショルダー近辺でグンっとティップが入った。上がってきたのは最初に掛けたきり出てこなかったイワナ。最後に良型イワナが来てくれたので、このままストップフィッシングとした。

 

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また、釣行時は増水直後と言う事もあり写真のような普段は水が殆どなくて「何時ならいないよね?」と思うような流れの緩い所にしっかりと入っていたので、このようなポイントもしっかりと狙う事が大事だ。このような事を書いていて言うのもアレだが、このポイントは雑なアプローチのおかげで釣ることが出来ませんでした・・・それなりのサイズが追っかけてきたのに・・・

 

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今回はカラーと言うよりも「狙った層に思った通りに入れられるか」「アクションをつけることが出来るか」がポイントと感じた釣行であった。実際にアピールカラー、ナチュラルカラーと使用したが反応の違いは感じられず、活性が低かったと言うよりも、水温の問題で食い気があるものの、体が低水温で全開でないためかあまり最後まで追わないようだった。そのため、しっかりと魚が出てくる棚に送り込んでみると「ちょっと間をとり、フラッとミノーが漂った時にバイトする」「止まった瞬間に下から食いあげる」ことが多かった。

 

ラクス50Sやイメル50Sをパイロットルアーとして使い込んでいけば「何時もと違う反応」「思った通りのトレースができない」と感じることが出来ると思う。カラーセレクトだけでなく、どんどんルアータイプを替え、しっくりくるタイプをチョイスしたほうが良い結果が出場合があるので、是非使い分けを試してもらいたいと思う。

 

【タックルデータ】

ロッド:フェンウィックGFS47CUL-5
ルアー:ラクス50S、ラクス60S、イメル50S

 

トラウト開発担当 本多

 


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