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Trout Fishing社員ブログ ラウド45Sが好かれた日

2022.06.03

ラウド45Sが好かれた日

先日に続き渓流へテストに向かった。今回はお初な川で、地図で目をつけていた川だ。午前中は本流系のロッドをテストしていたので、こちらはお昼過ぎからのスタート。このあたりが釣れそうだと思ったポイントの近くの駐車スペースでそそくさと準備を始める。パラパラと雨が降ってきて、これは呼び水になれば…と思いながら入渓すると早速ヒット。

 

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雨パワー?のおかげかあっさり釣れてくれてホッと一安心。テスト的にも、開拓先の河川的にも最初の1匹は嬉しさと安心のような感情が入り混じる。ルアーはテストロッドが短いこともあってラウド45Sから始めたのだが、今の状況にマッチしている気がした。深みが少ない川なので、小さな変化すべてにルアーを投じていくと時折ルアーに反応する影が見られる。スレているというわけではないのだが、ルアーに喜んで飛びついてくるという感じではない。できるだけゆっくりと動かすイメージで誘っていくと心地いい重量が。

 

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9寸クラスの錆びが目立つイワナ。このクラスがかかるとロッドはとっても気持ちのいい曲がりを発揮してくれた。気づけば雨も止んでおり、ベストの背中にレインをしまい込む。

 

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こういった浅いポイントに頭を出す沈み石が多い渓相が続く。上記のイワナが飛び出したのはこの写真の対岸沿いのボサ際だった。こういったポイントを探るときは、重量の軽いルアーの方がゆっくり流せて何かと使い勝手がいい。たまたまだろうがラウド45Sがマッチしていたということだ。こういったポイントを探るのを続けていくと今までにない重量の魚がかかった。

 

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まさかの尺イワナ。急にこのサイズが出て来たので驚きが隠せなかった。何気ないポイントに着いているあたりがイワナらしさを感じた。ここでカラーチェンジ。フラッシングの期待できるカラーにチェンジして、水通しのいい瀬をアップで狙うと先ほどとは質の違ったバイトと水中での動き。

 

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ザ・ヤマメといった感じの1匹。パーマークといい体色といい、体型といい、ヤマメの特徴をふんだんに散りばめた感じがする。ここでルアーをイメル50Sにチェンジ。すると途端に反応がなくなった。1匹絞り出した後に、頭に?マークが浮かんだまま今度はラクス50Sにチェンジ。反応が良化しないまま、淵にたどり着いたのだが反応がない。ラウド45Sにチェンジすると黒い影が急浮上してきた。

 

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この日2匹目の尺イワナ。特大サイズではないものの、コンディションの良さから、粘り強いファイトが印象的だった。ここまで反応が顕著に分かれるときっと今日はラウド45Sの日なのだと思わざるを得ない。ここで背中からリールを取り出してチェンジ。

 

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ここまでPEだったがナイロンにチェンジ。考えられる中でいろいろなセッティングを試したいので、渓流のテスト時にはリールを持ち歩くこともしばしば。本流ならばポイント移動の時に替えられるが、渓流ではそうはいかない。そう思っていたのだが、スプールを持ち歩くという手段を後日知ってちょっと恥ずかしかったのだが…。

 

反応が薄くてもイメルやラクスを一通り試し、使い心地試したところで再びラウド45Sにチェンジ。ショートロッドの持ち味を活かした細かなシェイキングでルアーを暴れさせてながら流下させると再び大きな影がルアーを襲った。

 

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この日3本目の尺イワナ。ここまでくるとなんだかうすら寒くなってくるものである。その後、使い心地を確かめるために使ったバルサミノーでも尺イワナが釣れ、半日で4本も尺イワナが釣れるなんてこの川のすごさを体感させられた。

 

ルアーを再びラウド45Sに戻すとともに、岩盤のスリットが入ったポイントに差し掛かった。中層までルアーをカウントダウンしてから、連続トゥイッチで誘いをかけると竿が絞り込まれた。鮮やかな1匹。

 

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この1匹を最後にこの日は納竿。半日ながら、ルアーごとの反応の差を実感させられたとともに、たくさんヒットしてくれた魚たちのおかげでテストも順調に進んでくれた。今回テストという邪念を抱えながらの釣行だったので、次回来ることがあればできれば仕事抜きで来てみたい魅力あふれる渓流であった。

 

【タックルデータ】

ロッド:プロト4f7in
ラインPE0.6号×フロロ5lb/ナイロン5lb直結
ルアー:ラウド45S/イメル50S/ラクス50S

 

スタッフ田崎

 


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