今回はロッドテストで千曲川水系の支流に向かった。暑い日が続くので、少しでも涼しい場所で釣りが出来たら…。そんな思いを叶えてくれるかのように、インターを降りて目的地に向かうにつれて気温がグングン下がっていく。
到着すると若干ヒンヤリと感じるくらいで心地よい肌寒さが襲ってきた。前日雨が降ってくれたおかげで水量も悪くなかったのだが、期待に反してノーフィッシュ。エリアを移動して、若干濁り気味なポイントに入ると瀬でいいヤマメがヒットしてくれた。
濁っているからか深いポイントからの反応はなく、若干浅いポイントの方が魚からのコンタクトが多かった。そんなポイントに膨張系カラーのパールベースのラウド45Sをゆっくり流していくと大きな影がルアーを追ったがギリギリで見切られてしまった。
次のキャストではもう少し大人しめにルアーを動かすと今後はしっかりとルアーを咥えこんでくれた。いい重量感を手元に伝えてくれたのは尺を少し超えるイワナ。
その後、ボサがひどくなったと同時に、反応がめっきりなくなったので川を変えてみることに。
川を変えると水量がかなり豊富で期待が膨らむ。水に手をつけるとキーンとするほどの低い水温が心地いい。ウェーダーでの釣行だったが、まったく汗ばむ感じはなく快適そのもの。
魚の反応はすこぶるよく、要所でバイトが得られるような感じだが、多少沈めないと反応がないので、ナビア50FSがちょうどよかった。流芯というよりは岩の周りから魚が出てくるので、岩に対してタイトなルアーコースを選ぶと深いバイトが得られるように感じた。
退渓寸前のポイントに差し掛かったところで黒っぽい雲が頭上にかかってきていた。そろそろ降りそうだな…と思っていたところで、ロッドに激しいバイトが伝わってきた。ちょうど締めにいい良型が出たところでストップフィッシング。
最後のポイントで同行してくれた先輩にも良型が釣れ、満足の釣行となった。ちょうど着替える直前になって、ゲリラ豪雨が降り、雷もなっていたのでちょうどいいタイミングで上がる事が出来て幸運だった。
【タックル】
ロッド:FS53CL-3J "Undercut Bank" Limited(プロト)
リール:アンバサダー2601Ci
ライン:PE0.8号×フロロ6lb
ルアー:ラウド45S/ナビア50FS/イメル50S
スタッフ田﨑