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Trout Fishingプロスタッフフィールドインフォ フィールドモニター土谷英樹 「初渓流での尺上イワナ」

2019.05.07

フィールドモニター土谷英樹 「初渓流での尺上イワナ」

4月になり、渓流の雪解けも進み、本格的な渓流シーズンが到来した。今シーズン初の渓流へ友人と向かうが、4月中旬にもかかわらず当日の朝は氷点下と3月解禁当初の気温と変わらない寒さ。もう着ないだろうとは思いながらも、念のためにバックに入れてきたダウンをFoxfireストーミーDSジャケットの下に着込んで入渓する。

 

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4月に発売となったイメル50Sを早速試すべく、意気込んで釣りを始めるも、そんな気持ちとは裏腹に低水温のせいか魚の反応は薄い。ポツポツと小さなイワナの反応はあるが、なかなかルアーへの反応は渋い状況だ。そんな中、まずは友人がライトニングウォブラーで今季初の魚を釣り上げる。しばらくして自分もイメル50Sでイワナを釣ることができたが、豆サイズ・・・(汗)イメル50Sでの初釣果ではあったが、もう少しサイズアップを狙って渓流を釣り上がる。

 

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その後、どんどん渓流を釣り上がり、お昼近くにとうとう最後の折り返しポイントに到着。結局釣れたのはイワナ3匹でサイズも最大20数センチと、納得のいく釣果がでないまま、もと来た道を引き返す。もやもやした気持ちを払拭したいという思いから、良さそうなポイントだけをもう一度探りながら渓流を下っていく。その間、友人は自作のフローティングミノーでも釣果をあげてニコニコ状態。かたや自分は不完全燃焼のまま「今日はダメだった・・・」と諦めモード突入。

 

そんな中、この渓流で一番の淵ポイントが見えてくる。釣り上がりの際、友人がライトニングウォブラーでまずまずのイワナを釣ったポイントだ。先ほど釣れたポイントではあるが時間を空けたからといって、そうそうは釣れないだろうと諦め半分期待半分でトライすることに。今回の釣行はイメル50Sでずっと通そうと思ったが「ここは最後のチャンス」と迷いなく得意のライトニングウォブラーをチョイスしてキャストする。

 

すると、1投目のフォール中にギラっと魚の影が見えたような気が・・・と、アクションを入れた次の瞬間にガツンと強烈なあたり!渓流では、ここのところ味わっていない強い引きで、淵の底にぐいぐいと潜っていく。エンハンサーパックロッドで良型サイズの魚とやり取りすることに正直、少し不安があったのだが、これぐらいの強い引きでもロッド操作でなんなく魚を浅瀬に誘導でき、無事キャッチ!

 

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釣りあげてみると、綺麗な34.5センチの尺上イワナ。渓流にしてはぶっとく重量感のある魚だ。ここの渓流には10年以上通っているが、大きくても尺サイズのイワナしか見たことがなく、こんなイワナをここで釣りあげたことに諦めモードから一転、疲れも吹っ飛び、戻りの足取りも急に軽やかとなった。

 

今回の釣行は結果的に、いつものライトニングウォブラーでの釣果とはなったが、翌週別の渓流に行った際はライトニングウォブラーで攻めた後にイメル50Sで尺サイズのブラウントラウトを釣るという、今回とは真逆のパターンも経験した。やはり、状況に適したルアー選択が重要だ。

 

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今回新たな戦力として加わったイメル50Sは、沈下速度も速く、ロッドアクションで様々な演出が可能である。そんな頼もしい仲間を得たことで今後、更なる大物との出会いに期待が持てそうだ!

 

【タックルデータ】

ロッド:エンハンサー EH48L-4、エンハンサーカタリスト EHCT48UL-2
ルアー:イメル50S 004HIRO-SP MHハバネロシャートⅡ、ライトニングウォブラー・308HIRO-SP FタイガーG 5g

 

 


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