Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2012.05.08

松前の大物

もうすっかり毎年の恒例行事となっている北海道の松前へ海アメ&海サクラを狙いに行ってきた。今回も昨年と同様の近藤さんと福嶋さん、松下君の4人での釣行だが、現地で一日だけ小甲さんも合流してくれた。さらにffmediaの佐伯さんやFlyFisher誌の八木さんも取材として同行していた。
今回は昨年と同様に初日と二日目は岸から沖に向かっての風で、海はべた凪だが、後ろの斜面を吹き下りてくる風がまわっていて釣りづらい状況だった。
さらに今年はサクラマスの寄りが悪く、ルアーですら殆ど釣れていないとのことで、例年見ることのできるサクラマスのハネやモジリが殆ど見られなかった。
サクラマスはともかく、アメマスについては数は釣れていないが単発で大物があがっているという小甲さんの事前情報通り、初日の釣り開始から僅か二時間で運よく大物と思われる魚がヒット!皆と少し離れた場所で釣っていたのでファイト中に携帯で連絡。何度かの力強いダッシュを何と凌いで10分以上のファイトの後、急いで駆け付けてくれた福嶋さんや八木さんが見守る中キャッチしたのは、昨年以上の大物のオスの73cmのアメマスだった。

その後は、二日目に44cmのアメマスといつもの海イワナ(アメマスと呼ぶのが恥ずかしい新子サイズ)、三日目はホッケ二本、最終日はアブレといつものように厳しい状況になってしまった。しかし最終日の午前中、良いサイズのアメマスがフライを食い損ねたのか、それとも見切ってUターンしたのかと思われる大きな波紋がフライの後方の水面に現れた。
そこで釣れれば出来過ぎなのだが、さすがにそこまで甘くないようで、初日に運を使いきっていたようだ。

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いつもの海イワナはやはり今年も・・・

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昨年は殆ど釣れなかったホッケが今年はポツポツと

今年も海サクラをキャッチすることが出来なかったが、昨年の65cmに続いて今年の73cmと大物の海アメはキャッチすることが出来た。さすが松前の海、簡単には釣れないが、美しい景色の中で時には思い出に残る大物がヒットしてくれることを期待して、また来年も行くのだろうなあ。

~タックルデータ~

ロッド:LOOP マルチダブルハンドMUL8130-4
リール:ダニエルソンXLW・8-12
ライン:3M オーバーヘッド&ディーSTヘッド(ダブルハンド)#8 S1/S2
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダー+AKRONミスティープラス・ティペット0X 60cm

 

OGGY

 


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