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Trout Fishingプロスタッフフィールドインフォ 水沼智宏 「宮城渓流でのレインボー」

2014.05.01

水沼智宏 「宮城渓流でのレインボー」

宮城の渓流では、早い河川では雪代は収束し、魚が動き出しています。しかしその反面、すでにかなり釣られている場所が少なくありません。私が釣行したこの日も、前日の日曜日に来たと思われる新しい足跡が多数あり、魚にはプレッシャーが蓄積されていることは容易に想像できました。

午前中は私用があったため、川に立ったのは昼過ぎ。流れは雪代の影響か、若干の濁りと増水、さらには釣り開始直後に冷たい雨まで降ってくる状況。水量が多く太い流れ。スレた魚達を攻略するためにシュマリ67Sをセレクトし、静かにボトムに送り込み魚が着くと予想するカケアガリでターンさせていく。

その5投目。ターンさせたシュマリを弱く小さくトゥイッチした瞬間にバイト!!想像していた魚はヤマメだったのだが‥魚は流れの中を縦横無尽に走り回りジャンプを繰り返す!何度も走られ、ようやく寄って来た魚はグッドコンディションのレインボーだった。が!フックはテールフック一本が掛かっているのみ、ネットは渓流用の内径30センチ‥

仕方なく危険を承知で尻尾側からネットインを試みるも一度目は失敗…二度目でなんとかネットインに成功し、急いで浅瀬に走った。

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幅広、ヒレピンの完璧なプロポーションのレインボー。しばらく見惚れるほど綺麗でした。

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狙った場所、狙ったレンジ、さらにその場所に静かに送り込んで、ごく弱いトゥイッチにもしっかり反応してくれるレスポンス。 シュマリだから掛けることができた!と言える素晴らしい一匹との出会いでした。

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