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Trout Fishingプロスタッフフィールドインフォ フィールドモニター土谷英樹 「復活!エンハンサーカスタムEHC-HS72で大物ブラウン」

2018.07.23

フィールドモニター土谷英樹 「復活!エンハンサーカスタムEHC-HS72で大物ブラウン」

梅雨時期の不安定な天候の中、お決まりの雨予報ではあったが、友達と渓流・本流へ。しかし、今回の釣行は最初からついていないことが重なった。いつもの時間に家を出発するも、高速道路が夜間工事で通行止め。目的地のかなり手前で高速を降りて下道で現地へ向かうことに。

 

到着した頃には、辺りもすっかり明るくなっていたため、道の駅で早々とウェーダーに着替えて渓流ポイントへ向かう。すると、前を走行している車も同じ方向へ進んでいく。嫌な予感がしながらポイントに到着すると、前を走っていた車が入りたかったポイントに停車!「あちゃー・・・」と思いながら、仕方なく違う渓流ポイントへ移動するはめに・・・。

 

移動した渓流ポイントでは、イワナを数匹釣ったものの、距離の短い渓流だったので、あっという間に車に戻ることに。友達と次の移動先を考えるが「本流で釣りがしたい!!」という気持ちの表れが顔に出ていたのか、はたまた心の声が漏れ聞こえていたのか、友達にはすっかり見透かされており、本流への移動となった。

 

と言うのも、今回主役のエンハンサーカスタムEHC-HS72ロッド、実は1ヶ月前の釣行で本流デビューするはずだったが、釣り場に向かう途中で転んだ拍子に折ってしまい、デビューを果たせなかった・・・という悲しい事件があったのだ。そのロッドが数日前に復活してきたばかりだったので、何とかこれで魚を釣りたいと思っていた。よって、本流への移動には相当な気合いが入る。

 

しかし、本流へ移動したものの、良さそうなポイントはどこも釣り人が入っており、3か所目にしてようやくポイントに入ることができた。入った場所は、水の色こそ良いものの、水が少ないため流れがなく、釣れる気配が薄い。そう感じながらも、早速シュマリ67Fを付けてキャストする。すると、サイズは大きくないが何やら魚のチェイスはある。少し期待感をもってキャストを繰り返すと、釣れてきたのはウグイでガッカリ。その後も、ウグイの活性は高いようで、ウグイのチェイスはあるものの、本命のトラウトらしき魚のチェイスは全くなし。

 

そこで、ルアーをライトニングウォブラーにチェンジして底を探るが、相変わらず反応するのはウグイのみ。諦めかけて少しポイントを移動した場所では、目の前には大きな鯉が数匹泳いでいるのが見える。そこでキャストを数回繰り返した時に突然「ガツン」とアタリが!手元に伝わってくる重量感から、かなりの魚がかかったのが分かる。「さっき見かけた鯉でもかけたか?」と思ったその時、銀色の魚体がジャンプを2回繰り返す。「やった! でかいニジマスだ!」と思った瞬間、物凄い勢いで魚が突っ走る。

 

ドラグ音が勢いよく ジィーーーィと鳴りながらラインが出ていき、魚がなかなか止まらない! 何とか1回目の走りに耐え、ドラグを調整し、ロッドパワーを信じて魚を寄せる。その後も何度か走られジャンプもされたが、粘りのあるロッドの特性を活かして徐々に魚を寄せることができた。 

 

t2

 

近くまで寄せてくると、ニジマスだと思っていた魚はブラウントラウトであることに気付く。「やった! デカブラウンや!」と心の中で叫びながら、ランディングに持ち込もうとするが魚がデカ過ぎてなかなかネットに入らない。数分間、この大物と格闘してやっとネットイン! サイズを測るとジャスト60センチで自己記録更新のブラウントラウトだった。シルバー色の強い魚体であったがヒレも大きく、素晴らしい引きをしてくれたブラウンに感謝しながらシャッターを切る。

 

t1

 

前回の手持ち写真は、あまりにも表情が硬く、評判が悪い・・・というかイジられ放題だったので今回は笑顔でと思い、満面の笑みを向けたつもりが、またもや表情が硬いらしい(笑)。気を使って色々と冗談を言いながら笑わせてくれた友達のおかげで、自然な笑顔での手持ち写真をおさめることができた。

 

最初はついていないと思っていた釣行だったが、復活を遂げたエンハンサーカスタムEHC-HS72で初めて釣った魚が自己新記録のブラウントラウトとなり、心に残る最高の釣行となった。

 

【タックルデータ】

ロッド:エンハンサーカスタムEHC-HS72
ルアー:ライトニングウォブラー・HIRO-SP FタイガーG 7g

 


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