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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 恒例の夏休み北海道釣行4「オホーツクのカラフトマス」

2012.09.14

恒例の夏休み北海道釣行4「オホーツクのカラフトマス」

知床でギンピカのカラフトマスの引きを楽しんだ翌日、オホーツク海側の河川でニジマスを狙ったが、朝に入った最初の川では40cm位までの魚は何匹か見かけたがヒットしたのは25cm位の小振りなニジマス数匹のみ。次に昼に入った渚滑川は増水して多少きつい濁りが入っていた。それでも35cm位の放流ニジマスをスティミレーターで3匹キャッチしたり、他に45cm位のをバラシたり、ヒットまでは至らなくても何匹かフライを見に来たりと反応があって楽しめたが、本格的に良くなるにはまだ数日かかるだろうということで、北海道釣行の後半は一気にオホーツク海沿いを北上してカラフトマス狙いに切り替えた。
翌朝、カラフトマス狙いのポイントに朝5時半に入ると、平日ということもあってか誰もいない。魚の群れも最初は見られなかったが、準備をしているうちに少し沖の海藻際で群れを発見した。

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期待の高まるオホーツク海の朝日

急いでタックルセットして釣りを開始したが、一つの群れが数匹~10匹位の小さい群れのようで、しかも動きが非常に早く2投もするとキャスティングレンジ外に出てしまう。しかも水面直下よりも少し下を回遊していることが多く、前触れ無くいきなり目の前を横切ったり、もっと遠くにいると思ってキャストしたラインの手前でラインの陰に怯えて逃げてしまったりと、非常に難しい状況だった。

とはいっても、他に誰もいない貸し切りのポイントで、魚も近くに寄ってきているようなので、魚を怯えさせないようにラインのインパクトを小さくするためと、せっかくなので低番手で引きを楽しみたいと思い6番のダブルハンドで挑戦。まずはLOOP GASS6120-4で静かに狙うこととした。

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貸し切りのポイントで

最初のうちは早すぎる群れの移動速度に苦戦したが、ようやくタイミングが合うようになった頃、待望の首を振る感触。タイミング良く合わせも決まりGASS6120-4を満月にしならせつつカラフトマスの疾走を堪能してキャッチしたのは、ギンピカのオスで朝日を浴びてキラキラと光っていた。

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この美しい魚体

その後、幾つかバラシたりスレだったりとしていると、風が非常に強くなってきて車に避難。岸からの追い風なので波は無いが、ウエーディングしていると時折吹く強風にバランスを崩しそうになる程で、昼寝している車が時折揺れることもあった。
風が強くなってきたところで、少しバットパワーのあるXACT6126-4MFにロッドを変更。時折風が弱まった時に釣りを再開し、再び風が強まると昼寝といった感じで、のんびりと釣りをしていると、時折群れが寄ってくるがやはり動きが非常に早くなかなかヒットさせることが出来ない。ようやくヒットしたと思ったら引きが弱く、北海道に来ると必ず釣れるおなじみのウグイだった。

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海でも釣れるおなじみのウグイ

しかし、夕方になると多少風も弱まり、さらに群れが近づいてくる頻度が高くなってきたところで、ようやく待望のヒット。慎重にやり取りしてキャッチしたのは今回初めてのメスのカラフトマスだった。

その後も幾つかヒットしたが、やはりバラシたりスレだったりと結局この日は朝のオスと夕方のメスの各一本のみのキャッチで終わってしまったが、オホーツク海の美しい景色の中で貸し切り状態でフレッシュなカラフトマスの釣りを楽しむことが出来、充実した一日となった。
翌日以降はドライブメインで、気になった場所で数回30分~1時間位釣りをしたが、そう簡単には魚は釣れなかった。但し、それまでに十分楽しんだので、今回の北海道釣行は満足の内に幕を閉じた。

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今回の釣行で最後にキャッチしたメスのカラフトマス

~タックルデータ~

ロッド:最初はLOOP GASS6120-4

途中からLOOP XACT6126-4
リール:ダニエルソン L5W6-9
ライン:LOOPオプティアダプテッドダブルOATH6-7 F + ADT6-7F
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダー +AKRONミスティープラス・ティペット01X 60cm
フライ:TMC777SP#10に巻いた赤いグルグルゾンカー

OGGY


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