Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 恒例の夏休み北海道釣行3「忠類川と知床のカラフトマス」

2012.09.13

恒例の夏休み北海道釣行3「忠類川と知床のカラフトマス」

初日・二日目と満足の釣りをした北海道釣行、三日目は忠類川でカラフトマス狙いだったが、事前のあまり釣れていない情報通りカラフトマスの遡上とサケの遡上の合間にあたってしまったようで、渇水気味の忠類川の河原で午前中一杯魚を探してうろついたが、残念ながら一匹も見かけることが出来なかった。さらに他の釣り人に聞いても釣ったという話も一人だけだったため忠類川を午前中で諦めて、午後は河口規制の無い知床の河川の河口でカラフトマスを狙った。しかし、20匹位の群れが時々まわってきたが、動きが早く全く口を使ってくれずにアブレてしまった。まあ、昨日までが良すぎたということで、翌日の知床の渡船でのカラフトマス狙いを楽しみに、この日は早めに温泉に入って就寝した。

oggy_20120913_1

青空が美しく天気は最高の忠類川だったが・・・

四日目の早朝、今回は昨年までのモイレウシというポイントではなく、4ヶ所ある渡船ポイントの中で一番知床半島の先端に近い滝の下というポイントに渡船。ここは名前の通り美しい滝が後ろに控えているポイントで、他のポイントよりも半島の先端に近いため新しい群れが最初に入ってくる場所で、カラフトマスの釣果が思わしくない今年でも、比較的良く釣れているとのことだった。

oggy_20120913_2

美しい滝の下での釣り

最初は河口の岩場に入ったが、少し左のルアーマンは何人かヒットさせているものの、私の前には群れが来ない。しかし、河口の岩場と左の砂利浜の間にある定置網の手前にカラフトマスの群れが溜まっているようなのでそちらに移動した。そちらのポイントでは私のフライの届く距離にも時々群れがまわってくるが、何人もに攻められていて怯えているのか全く口を使ってくれる気がしないので、定置網の反対側の砂利浜に移動した。

oggy_20120913_3

河口の岩場には最初は魚がいたが・・・

こちら側は私以外の釣り人は誰もいないが、魚の群れが少し遠くフライではたまに群れが近づいた時しか届かない。しかし、プレッシャーが低いのか群れが近づいた時にいい感じにフライが届くとようやくヒット。他に釣り人がいないので十分に走らせて引きを楽しみつつキャッチしたのは57cmのギンピカのオスのカラフトマスだった。

oggy_20120913_4

やっと釣れたギンピカのオス

さらに、その後も群れが近づいた時に再びヒット!今度は先程よりも強いダッシュに最初はスレかと思ってしまったが、沖で首を振る感触が伝わってきて口にフッキングしていると確信。何度ものダッシュを堪能してキャッチしたのは、少しセッパリ始めているがまだ殆ど色づいていない62cmのオスのカラフトマスだった。

oggy_20120913_5

かなり強い引きを見せたオス

その後は再び群れが遠くなってしまい、チャンスの無いままタイムアップの11時となってしまったが、いいコンディションの魚をキャッチし、他の釣り人と離れた場所で引きを堪能できたことで満足して帰りの船に向かった。さらに帰りの船からは漂着したクジラの死体を食べに来ているヒグマを見ることが出来た。ヒグマを見たのは初めてだったので、これもまた思い出に残る一日となった。

oggy_20120913_6

クジラの死体を食べに来たヒグマ

 

~タックルデータ~

 

ロッド:LOOP マルチダブルハンドMUL8130-4
リール:ダニエルソンXLW・8-12
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH8-9F+ADT8-9F
リーダー:AKRONフロロカーボン・ハイエナジーリーダー12ft01X +AKRONフロロステルス・ティペット0X 90cm
フライ:TMC777SP#10に巻いた赤いグルグルゾンカー

 

OGGY

 


Like
アンダーハンド釣行記:最新記事